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名スカウトが仮想ドラフト 根尾は4球団、吉田は3球団が1巡目で競合か

10/21(日) 11:30配信

AbemaTIMES

 阪神スカウト時代に井川、赤星、鳥谷ら名選手を担当した元スカウトの菊地敏幸氏(68)が、今年は10月25日に行われるドラフト会議を前に、12球団の1巡目指名を予想し、注目の高校生選手、根尾昂(大阪桐蔭)は4球団、吉田輝星投手(金足農業)は3球団が競合するのでは、と語った。

 菊地氏は10月20日に行われた六大学野球秋季リーグを中継していたAbemaTVに解説として出演。全12球団の1巡目指名を予想すると、視聴者からは意外な指名にどよめき混じりのコメントも寄せられていた。仮想ドラフトの内容、同じく解説したマック鈴木氏のコメントは以下のとおり。

東北楽天 吉田輝星(投手・金足農業)

菊地敏幸氏

 東北から出て秋田の子ですし、自分の願望もありますが、楽天は吉田で行かないといけないでしょう。則本に次ぐ右の本格派に育って欲しい。楽天は吉田で行きなさい、ということです。甲子園であれだけ投げて、予選も含めてほぼ1人で投げて、肩や肘に負担がかかっていないというのが、それだけ下半身しっかり使っている投球フォームができているということ。オールスター明けや夏には十分戦力になると思っています。いずれは球界を代表する選手に育つ逸材。(新任の)石井GMも、地元優先したいということも言っていますので。

マック鈴木氏

 実力はあります。メジャーのシステムで考えると、最低2年ぐらいはマイナーで経験してから。日本でもプロで通用する体作りといいますが、ピッチャーは特にマイナーでしっかり20何試合先発する、170イニングしっかり投げるという練習をさせてくれる。そういう経験をしないといけない。メジャーだと、上に上がるには時間がかかるので、高卒でもあるし、早くて2年ですね。(日本では)当然1年目からローテーション枠に入るつもりで来るんじゃないでしょうか。

阪神 根尾昂(大阪桐蔭)

菊地敏幸氏

 結構悩みました。他にも吉田君含めて候補はいるんですが、タイガースの流れはやはり甲子園のスターで行きたがっている。根尾君は投手で評価するか、野手で評価するか分かれるところですが、将来のスター候補として、根尾君に行くでしょう。野手で評価すると思うんですが、内野も手薄なんで、タイガースは野手としてショート。何人かいるのがどっちつかずなんで。いずれは根尾君がポジション取るんでは。おそらく競合覚悟になると思います。

マック鈴木氏

 即メジャーなら松井稼頭央を超える?それは微妙ですね。やっぱり野球が違いますよね。子供の時からやっている野球とベースボールの違いは、アメリカに渡ってみないとわからない。ただ、早くに行くことによって、その野球に順応するという意味では、松井稼頭央超えはあるかもしれません。阪神1位で入団すると、阪神の人気球団に入るとちやほやされることもある。ただ彼は移動中も勉強するし、自分の空間をしっかり作れる選手なので、阪神に行っても大丈夫なんじゃないかなと思います。

千葉ロッテ 上茶谷大河(投手・東洋大)

菊地敏幸氏

 ロッテも分かりにくいんですが、右の本格派ですよね。涌井がやっていて、後がちょっとということなんで。投手と野手、どっちを優先するかということなんですが、東洋の三羽ガラスの1人、先発要因の即戦力として、ロッテは行くだろうと。上茶谷君の評価は、投手としてNo.1として評価するのでは。先発としての能力ですね。ちょっと投げ過ぎでしたが、他にも2人の1位候補がいるので、そんなに無茶苦茶投げているわけではない。十分即戦力で行ける。

中日 根尾昂(大阪桐蔭)

菊地敏幸氏

 球団の方が早めに根尾君で行くということを公表していますから、これは変えることはないでしょう。内野が手薄になってきているんで。荒木も引退しましたし。全体的に投手も選手が薄いんで、中日だと二刀流、投手としても考えている部分もあるかと思いますが、ただ、おそらく野手一本になるのではと思います。ここは100%、根尾君でしょう。あそこまで公表して、違う選手に行ったら「なんだこの球団は」ということになるので。

オリックス 小園海斗(内野手・報徳学園)

菊地敏幸氏

 結構自信がありますよ。根尾と小園の比較というか、流れ的には根尾の方に人気が集まっている気がしますが、小園も十分早い時期にポジションを取る。オリックスは内野手が手薄ということもあって、小園だったら一本釣り、あっても2球団という形で考えて、同じ評価だったら根尾が複数、競合が多いなら、小園で行こうという方針になるだろうと。

マック鈴木氏

 高校2年生から、地元では有名な選手でした。ドラフト1位の選手がいるぞと。地方大会もよく見に行ってました。サラブレッドですね。アスリートとして。お母さんもサッカーの選手、お父さんも走り幅跳びで7メートル飛んでたらしいです。性格もすごくよくて、チームメイトからも慕われているという話も聞いています。

横浜DeNA

辰己涼介(外野手・立命館大)

菊地敏幸氏

 自分の中では、彼が一番の即戦力野手で評価しています。どこかが一本釣りで狙っている。根拠はないですが、横浜が昨年のドラ1東が立命館。辰己情報というのは、東から聞けば入るので。間違いなく東からすれば、辰己は1年目から3割打てるというような話が入ると思います。他の野手と比較した時に、自分のチームの外野手がどうこうではなくて、即1番打者として打つ。3割30盗塁できると思っているので、思い切って一本釣りを狙っていくだろうと。(桑原、神里について)辰己の方が1ランク上だと思っているので。抜けているのは筒香だけで、他の外野のポジションは、誰が完全にレギュラーかというと、誰というわけではないので。辰己だったら何年間かレギュラーだと思う。

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最終更新:10/21(日) 11:30
AbemaTIMES

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