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光るオワンクラゲ研究でノーベル賞・下村脩氏死去 縁の地に悲しみ広がる 山形・鶴岡市

10/22(月) 13:22配信

さくらんぼテレビ

光るオワンクラゲの研究でノーベル化学賞を受賞した海洋生物学者で、山形県鶴岡市立加茂水族館の名誉館長、下村脩さんが亡くなった。縁の深い水族館の関係者の間に悲しみが広がっている。

京都府生まれの下村さんは、名古屋大学で博士号を取得後、アメリカの大学などで研究を続け、生命科学の研究に不可欠なものとなった「緑色蛍光タンパク質」を発見し、2008年、ノーベル化学賞を受賞した。

受賞のきっかけとなったのが「オワンクラゲ」を中心としたクラゲの研究で、これが縁で、2010年4月、鶴岡市の加茂水族館を訪れた。その後も交流は続き、2014年の加茂水族館リニューアルの際に、下村さんは名誉館長に就任した。

下村さんは10月19日、老衰のため90歳で亡くなり、縁の深い水族館の関係者の間に悲しみが広がっている。下村さんと定期的にメールや手紙で交流し、9月には新米や漬物を送ったばかりという加茂水族館前館長の村上龍男さんも友人であり、恩人でもあるという下村さんの死を悼んでいる。

(加茂水族館・村上龍男前館長)
「すごく衝撃だった。何でも応じてくれて、何か付け加えてお願いしてもすぐ返事をしてくれた。感謝を伝えたい」

また、加茂水族館は「水族館の今の人気は下村博士なしでは成し得なかったこと。心よりご冥福をお祈り申し上げたい」としている。

最終更新:10/22(月) 13:22
さくらんぼテレビ

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