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iPhone XR、最終的にiPhone 8/8 Plusの合計より売れる

10/23(火) 13:08配信

Engadget 日本版

今月19日の予約受付スタート後も、一部では出足の弱さを危ぶむ声もあったiPhone XR。しかし有名アナリストが、最初の3日間の予約状況は前年同期のiPhone 8やiPhone 8 Plusよりも「明るい見通しだ」とするレポートを発表したと報じられています。

写真でみる:iPhone XRで撮ったセルフィー

アップル製品関連の予測で知られるアナリストMing-Chi Kuo氏は、iPhone XRは予約開始直後の需要こそフラグシップのiPhone XSシリーズを下回っているものの、時間が経つにつれてiPhone 8シリーズ(iPhone 8/8 Plusの合計)を超える買い替えが予想されるため、全体的な出荷の勢いは「XSシリーズよりも堅調だ」と述べています。

アップル公式ストアのApple.comでは予約受付直後には在庫の余裕があり(発売日の26日に即納状態、10月22日現在では「出荷日:1~2週間」に)落ち着いたスタートとなっていました。

が、Kuo氏によればApple.comで予約する顧客は、一般的なユーザーよりもデバイスに関心があるタイプであるとのこと。そして一般的なユーザーからの注文は携帯キャリア会社に集まるため、Apple.comの予約状況は正確な需要を反映していないと分析されています。

以下、米MacRumorsが入手したとするKuo氏レポートの抜粋です。

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XSとXRが異なる顧客をターゲットとしていることを考慮に入れると、初期のXRの納期がiPhone XSシリーズよりも短かった(入手しやすかった)のは驚くことではありません。前者がターゲットとする顧客はAppleのファンであり、予約申込が始まればすぐに新モデルに飛びつく人たちです。後者の顧客は、iOSに馴染みがあり、アップルのブランドを好み、予算は限られ、またはすぐに買い換える必要がないといった特性を持っています
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iPhone XS/XS Maxを買い求めるユーザーはアンテナが高くすぐに予約するため最初の勢いはあるがトータルの人口は限られているため逓減していく。かたやiPhone XRの潜在ユーザーは、初めの食い付きこそ緩やかだが、時間の経過に伴って古くなった手持ちのiPhoneを徐々に買い替えていく、といった動きが描かれているようです。

Kuo氏は先日も、「iPhone XRの最終的な売上がiPhone 8シリーズを上回る」との予測を発表していました。この見通しはiPhoneシリーズだけで完結せず、ひいてはiPhone XRに搭載されたA12 Bionicプロセッサを生産するTSMCとアップルとの関係にも影響するものと思われます。

A12プロセッサが莫大な利益をもたらせば、Kuo氏が予測するARM搭載Macやアップルカー(いずれもTSMCが製造担当と予測)の実現も確かなものとなるかもしれません。そんな思いを込めて、今後のiPhone XRの売れ行きを見守りたいものです。

Kiyoshi Tane

最終更新:10/23(火) 13:08
Engadget 日本版

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