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ソフトB岩崎、右肘再手術へ 日本S進出の陰で苦渋の決断

10/23(火) 7:56配信

西日本スポーツ

 今年4月に右肘を手術した福岡ソフトバンクの岩崎翔投手(29)が、近日中に右肘の再手術を受けることが22日、分かった。復帰には3~4カ月を要する見込み。昨季の最優秀中継ぎ賞に輝いた右腕は当初、後半戦から戦列に戻る予定だったが、患部の状態は一進一退を繰り返していた。チームは2年連続の日本一を目指し日本シリーズに向かうが、昨年の日本一に貢献した右腕は再びメスを入れ、来季の完全復帰を目指すことになる。

【データ】岩崎の年度別成績

 日本シリーズへの出場権を懸けて戦った西武とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに、昨季のセットアッパーの姿はなかった。時を同じくして筑後のファーム施設でリハビリを続けてきた岩崎が、近日中に右肘を再手術する方針を固めていた。関係者の話を総合すると、今季中の復帰の望みが絶たれた10月に入ってから複数の病院で検査を受け、再手術に踏み切ることを決めたという。

 昨季、球団記録となる72試合に登板した右腕は、今季は右肘の状態が万全でない中で開幕を迎え、連投を避ける形で2試合に登板した。だが、快方に向かわず4月12日に「右肘鏡視下滑膜切除術・関節形成術」を受けた。当初は復帰まで3カ月の予定で、後半戦から戦列に戻ることを視野に入れていた。

 術後は右肘の可動域は広がったものの、その影響で肘の別の部位や右肩などにも痛みが生じ、一進一退を繰り返してきた。今回は前回手術した右肘の部位とは別の部位のクリーニング手術になるとみられる。復帰には3~4カ月かかる見通しで、来春キャンプに間に合わせることを考慮したタイミングでの手術となるもようだ。

 今季は9月24日のウエスタン・オリックス戦(タマスタ筑後)で1度、実戦復帰を果たしていた。1回を投げ二つの三振を奪うなど三者凡退に抑え、最速も147キロをマーク。登板後は「レギュラーシーズンかクライマックスシリーズに間に合わせたい」と意欲を見せていた。だが、その後は右肘の状態が上がらず、再びノースローでの調整が続いていた。

 チームは昨季のセットアッパー岩崎、守護神サファテを欠きながら、8回加治屋、9回森という「2018年版勝利の方程式」を確立し、2年連続の日本シリーズ進出を決めた。日本一を懸けた戦いが続く中で、背番号17は来季の完全復帰に向け苦渋の選択に至った。

西日本スポーツ

最終更新:10/23(火) 12:20
西日本スポーツ

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