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アトランタ五輪女子マラソン代表・真木和さん死去 49歳

10/25(木) 6:12配信

スポーツ報知

 陸上女子1万メートルの元日本記録保持者で、1996年アトランタ五輪女子マラソン代表の真木和(まき・いずみ=現姓・山岡)さんが、18日に乳がんのため大阪・箕面市の自宅で死去していたことが24日、分かった。49歳。葬儀・告別式は近親者で済ませた。真木さんは愛媛・今治北高からワコール入り。92年に1万メートルの日本記録を樹立し、同年バルセロナ五輪で12位に入った。マラソンはアトランタ五輪で12位に入り、98年に現役引退した。

 スポーツ報知で女子長距離の評論を担当する84年ロサンゼルス五輪代表の増田明美さんは、19日に真木さんの夫からの連絡で訃報に接したことを明かし、「驚きましたね。10年ほど前に陸上教室のイベントで会ったのが最後です。腕振りに無駄がなく、大きな目で真っすぐ前を見て走る姿が本当に美しい人でした」と、早すぎる死を悼んだ。

 21日の全日本実業団対抗女子駅伝予選会(福岡)で、真木さんが現役時代を過ごしたワコールは1位通過。リオ五輪女子マラソン代表の福士加代子(36)、2020年東京五輪へ期待の一山麻緒(21)らが実力を発揮した。増田さんは「ワコールの選手たちは、皆フォームがきれい。今思うと、ワコールの美しいフォームの原点にいるのが、真木さんでしたね」と、しみじみ振り返っていた。

 〇…真木さんをワコールで長年指導した藤田信之氏(78)は24日、取材に応じ「自分にとっては子供のようなもの。コツコツと頑張って2度五輪にも出場した。誇りに思う」と苦楽をともにした教え子との別れを惜しんだ。04年末に乳がんが見つかったが、真木さんは治療と再発を繰り返しながらも「気丈に振る舞っていた」という。葬儀・告別式にも出席した藤田氏は、「早すぎる。非常にショック」と悼んだ。

最終更新:10/25(木) 6:31
スポーツ報知

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