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好調な「工作機械」受注、中国の減速鮮明に

10/24(水) 16:31配信

日刊工業新聞電子版

9月は日米で補う

 日本工作機械工業会(日工会)がまとめた9月の工作機械受注実績(確報値)は、前年同月比2・9%増の1534億5400万円で22カ月連続の増加となった。外需は9月の最高額となる同1・1%増の890億4200万円。2カ月ぶりに増加した。中国が同22・0%減と停滞したが、北米で盛り返した。中国の減速感が強まったが、工作機械市場はこれを補い、好調を維持している。

 内需は、同5・6%増の644億1200万円となり、20カ月連続で増加した。9月に640億円を超えるのは07年以来、11年ぶり。受注が集中する期末効果と政府の設備投資補助金で需要が喚起されたようだ。業種別では規模の大きい一般機械が増加を18カ月連続に伸ばした。一般機械のうち金型も増えた。自動車は反動減で、19カ月ぶりに減少した。

 中国は自動車を除き、一般機械、電気・精密、航空機・造船・輸送用機械の主要業種が前年割れした。中国の減速を尻目に北米の設備投資が活発だ。北米は大型展示会の効果が上乗せされ、過去最高を記録。一般機械が同36・2%増、自動車は同61・8%増と大きく伸びた。

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