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【アルテミスS】北海道で経験値積んだアフランシール&ウインゼノビアに注目

10/25(木) 22:19配信

東スポWeb

【アルテミスS(土曜=27日、東京芝1600メートル)美浦トレセン発秘話】フィエールマンを担当する名畑俊助手が先週、美浦で記者に、こんな言葉を投げかけてきた。

「夏に無理せずオーバーホールしたことで体がたくましくなり、デビュー以来、一番の状態に仕上がりました。これ冗談じゃなく、スローのヨーイドンなら一発ありますよ。今年のメンバー、展開は、どうですかね?」

 当初はタフな流れになって不思議のない組み合わせと思っただけに“う~ん”どうかなあ�と言葉を濁した当方だが…。いざ、フタを開ければ展開は絶好。大一番で見事に菊の大輪を咲かせた人馬の“引きの強さ”に脱帽せざるを得なかった。

 一方、同馬を管理する手塚貴久調教師と雑談を交わす中で、気になったのは次なる言葉だ。「もしかしたらアンブロークンも、ぶっつけのGI(朝日杯FS)になるかも。実は新潟2歳S(2着)の疲れが抜けなくてね。体が未完成の2歳馬にとって猛暑での競馬は、こたえるよなあ」。今年の秋競馬は「夏の過ごし方」がキーワードになる? そんな思いを抱かせた先週末の出来事だった。

 その意味で、今週のGIIIアルテミスSは涼しい北海道で経験値を積んだ馬に注目している。一頭は5着だったGIII札幌2歳S反撃を期すアフランシール。管理する尾関知人調教師は前走の敗因を探りつつ、巻き返しに強い意欲を示す。

「前走は直前の併せ馬で気が入りすぎたのが影響したのかも。スタートが良くて、そのまま位置を取る形になったが、終始、折り合いを欠く走り。むしろ、あれで5着だから改めて能力を感じたね」

 その後は大山ヒルズに放牧してリフレッシュ。東京マイルを選択したことについても「今回は折り合い重視で競馬ができる舞台。馬は元気いっぱいだし、(岩田)騎手も切れ味を引き出す競馬をしてくれるのでは」と歯切れがいい。

 札幌・クローバー賞を完勝したウインゼノビアも楽しみな一頭だ。「前走も最後は流して3馬身差。とにかく素直で、器用でコントロールが利くのが強みです。9月14日に帰厩舎してから(松岡)ジョッキーの感触は辛口だけど、それも期待の裏返し。僕らが見て不安や問題はなく、むしろ、われわれを安心させる何かを秘めた馬ですよ。好メンバーが揃うけど、一貫して対ノーザンファームとの戦いが続く立場(笑い)。いずれにせよ、目標の阪神JFに向けて、避けて通れない相手ですから」

 青木孝文調教師の感触通りなら好勝負必至と見ているが、果たして北海道組の結果は?

最終更新:10/25(木) 22:19
東スポWeb

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