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メディケア薬価、安い海外価格ベースの設定模索=トランプ氏

10/26(金) 6:11配信

ロイター

[ワシントン/ニューヨーク 25日 ロイター] - トランプ大統領は25日、高齢者および障害者向け医療保険(メディケア)プログラムの一部医薬品支払額を、他国のより低い価格に基づいて設定することで、処方箋薬価格の引き下げを模索していると明らかにした。

この規則案によると、政府は一部医薬品の支払いを「国際的な価格指数」に基づいて行い、他国の水準により近づけるという。メディケアには4000万人以上の国民が加入している。

トランプ氏は厚生省での講演で、「われわれは、国内で高い金額を支払うことで他国の低い価格を補助する状況を、米国の消費者に強いているグローバル・フリーローディング(世界的なただ乗り)に照準を合わせている」と語った。

中間選挙を控え、ヘルスケアや薬価は大きな争点となっている。

同省の試算によると、規則が完全に導入された場合、5年間で172億ドルの節減につながるという。

同省のアザー長官は25日の記者会見で、政権はまず「パートB」で製薬会社1社の医薬品を対象に国内の50%で試験的に規則を導入する計画だと明らかにした。

トランプ氏の講演後、米国研究製薬工業協会(PhRMA)は規則案に反対を表明。がんや関節リウマチなどの慢性症状向け医薬品へのアクセスを制限すると指摘した。

民主党のシューマー上院院内総務も、規則案公表のタイミングに疑問を投げ掛け、実現するか疑わしいと指摘した。

*内容を追加しました。

最終更新:10/27(土) 3:51
ロイター

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