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渋谷のギャル社長率いるクリエイター集団が「ゆず」「水カン」と組めるワケ

10/27(土) 7:02配信

BuzzFeed Japan

ゆず、水曜日のカンパネラ、マキシマム ザ ホルモン…。名だたるアーティストのライブ演出や照明などに携わり、注目を集めるクリエイター集団がいる。「渋都市(シブシティ)」。今年で10周年を迎える東京・渋谷のシェアハウス「渋家(シブハウス)」出身者が立ち上げた異色のエンターテインメント企業だ。7月に会社名を従来の「渋家株式会社」から変更。ギャルでラッパーという異色の経歴を持つ松島やすこが共同代表に就任し、ますます活動の幅を広げようとしている。【BuzzFeed Japan / 神庭亮介】

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美術作品としてのシェアハウス

シェアハウスとしての「渋家」は2008年に生まれた。

現代アーティストの齋藤恵汰が、田園都市線で渋谷のひとつ隣にある池尻大橋のマンションで、友人らと共同生活を始めたのが発端だ。

「アート界の潮流が『個人』から『集団』へ移っていくなかで、渋家もひとつの『美術作品』として始めた。結果、何かをつくりたい、表現したいという人が多く集まりました」

齋藤はそう振り返る。

「リアル版mixiとトキワ荘」

松島と並んで現在の「渋都市」代表を務める、ステージディレクターの「としくに」も、最初期の渋家で暮らしていた古参メンバーの一人。当時は演劇の舞台監督などをしていた。

「家をシェアする行為自体が作品になるというのは面白いなと。渋家って何?と聞かれた時は『リアル版mixiとトキワ荘を溶かした感じ』と説明してました」

入居者は15人ほどに増え、2DKの部屋はたちまちパンパンに。床中に隙間なく人が転がる「テトリスみたいな状況」に陥るに至って、翌年に駒場東大前の一軒家へ引っ越した。

京王井の頭線で渋谷から2駅の好立地。この頃から「渋家」と称するようになる。

ところが、家に大きな布をかぶせるパフォーマンスが原因で大家と警察から注意を受け、2010年秋に退去することになってしまう。

追われるように恵比寿のビルへ移転したものの、ここも安住の地とはならなかった。1階下のフロアは「静寂」をテーマにしたレストラン。苦情があり、わずか8ヶ月での退去を余儀なくされる。

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最終更新:10/27(土) 7:02
BuzzFeed Japan

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