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マイケル・ムーア監督が中間選挙前に放つ最新作『華氏119』で狙うのは「若い民主党支持者」

10/28(日) 10:06配信

AbemaTIMES

 2004年、当時のブッシュ政権を強烈にこき下ろして世界中で大ヒットした映画『華氏911』のマイケル・ムーア監督による新作『華氏119』がまもなく日本でも公開される。26日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、司会進行の小川彩佳アナが、アメリカ在住のコラムニスト・町山智浩氏と、アメリカ政治が専門の前嶋和弘・上智大学教授に話を聞いた。

 「この映画でいくつかのことを提案した。その目的は狂気に満ちた状況を終わらせて、元の方向性に戻るためで、それは皆にとってより良い国にするためのものだ」。ムーア監督がそう話す同作は、トランプ大統領への批判を全面に打ち出すというよりも、むしろオバマ前大統領やヒラリー・クリントン氏らの民主党の“ダメっぷり“を描いている。これまでのように、渦中の人を自ら直撃するスタイルの作品を期待した人は肩透かしを食らうかもしれないが、作品の裏にはアメリカを思う彼の強い願いが込められているようだ。

 町山氏によると、民主党支持者のムーア監督は、来月6日に迫った中間選挙を睨み「民主党の票を変えたい」という制作意図があると分析する。「映画の中でも指摘されているが、ヒラリーが実はウォール街の金融業者や大企業からものすごい額の献金を受けていて、彼らの方に寄っている人なんだと言っている」。

 そんなムーア監督が民主党主流派に代わって意識しているのが「若い力」なのだという。小川アナも、フロリダ州で起きた銃乱射事件をきっかけに80万人ともいわれる参加者を集めた高校生デモのシーンが印象に残ったと話す。町山氏は「ものすごく重要なシーンで、年齢が若い人ほど反共和党・民主党支持が多い。具体的な理由は銃の問題だ。フロリダで銃撃を受けた若者たちが今回の選挙では18歳になり、選挙権を持つ。(次の大統領選挙がある)2020年になれば、さらに若い世代が民主党に投票すると言われている」と話す。

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最終更新:10/28(日) 10:06
AbemaTIMES

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