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ごはん、読書、書道…いま「意識ゆるい系」交流会が活況な理由とは?

2018/10/29(月) 17:16配信

リクナビNEXTジャーナル

異業種交流会や勉強会は、意識高すぎて苦手……というビジネスパーソンの皆さん、いま「意識ゆるい系」のイベントが、ジワジワ人気を上げているようです。
無理に背筋を伸ばすことのない、ゆるく交流できるイベントはテーマもさまざま。今回は「ごはん」「読書」「書道」をフックにした「ゆるい」会の主宰者たちに、ぞれぞれの実態を聞いてみました。

[CASE1]ごはんを作りたい人と、食べたい人をマッチングする「キッチハイク」

料理を「作る人」と「食べる人」をマッチングするイベントを開催しているキッチハイク社。初対面同士で食事を楽しむ会ってどういうこと?
Q1:イベント企画のきっかけは?
キッチハイクの語源は「キッチン + ヒッチハイク」。当初は、旅先で料理を振る舞ってくれる人を探すサービスでした。2016年から国内で日常の食事を「作りたい人」と「食べたい人」をマッチングするコミュニティサイトへとシフトチェンジしました。日常の食事を誰かと一緒に楽しみたいという利用者のニーズに応えるようになってから、利用者数が拡大していきました。
Q2:どのような職業・立場の方が参加していますか?
職業・立場は様々ですが、イベントは平日夜と土日開催が多いため、その時間に気軽に参加ができる、会社勤めで単身の方が多いです。年齢は30代を中心に、20代~50代と幅広く参加しています。
雰囲気はイベントにより異なります。「初めまして」同士が多いと最初は緊張感がありますが、食事が始まると30分くらいで打ち解け、いつの間にか盛り上がります。どの現場でも目にする光景で、何度見ても面白い現象だと感じます。
どのイベントにも共通して言えることは、参加者全員が「食べることが大好き」ということ。「あのお店がおいしくて」「そこ、気になってた!」という話題は尽きません。リピーター率は8割で、月に15回以上参加する方もいます。日常の食事をキッチハイクで探す人は、どんどん増えていますね。
Q3:イベントではどのような交流が生まれていますか?
参加者同士で食べ歩き仲間が見つかることが多いです。特にジビエや海外料理などマニアックな料理を楽しむイベントに参加すると、必然的に食の趣味が近い人と出会えます。
キッチハイクで出会ったメンバー同士で飲みに行ったり、別のイベントに一緒に参加する人も多いです。これは、主催同士も同じ。お互いの長所を生かしたコラボ会の開催も盛んに行われ、とても人気です。
Q4:イベントによって生まれたコミュニティ(交流)に、どのような効果・効能を感じていますか?
現代ではすべてが最適化されて、予定調和な生活を送らざるを得ないような仕組みになってきています。そんな中、キッチハイクを通してごはんを食べると「出会う機会のない人に出会える」「家族や知り合いとは違う新しいコミュニティがある」という予想できないワクワク感があります。おいしいだけではない感動と喜びがあり、そこにハマるリピーターの方も多いです。「キッチハイクのお陰で共有の趣味を持つ友達が増え、人生が楽しくなった」と感謝の声をいただくこともあり、運営としては感慨深いです。
きっかけさえあれば、誰かと食事をする行為の楽しさや、自然さに気づく。その瞬間が「人生が変わった」というポイントなんでしょう。その仕組みとして、キッチハイクが機能しているのは非常に喜ばしいです。

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