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【平成元年のアレコレ】寺院で使える!?「コト・カード」

10/29(月) 18:04配信

MBSニュース

来年5月1日に元号が平成から改元されます。そこで、平成元年につくられた施設や新しく始まったサービスなど、今から約30年前のニュースの主役がその後どうなったのかを調べ、平成の30年間を振り返ります。

11月に入ると紅葉シーズンとなって一段と観光客でにぎわう京都。そんな京都でかつて、寺院の拝観料を支払えるプリペイドカードがあったのを知っていますか?

今から29年前、平成元年(1989年)の9月に登場した「コト・カード」。先払いのプリペイドカードで、販売価格1000円のカードでは拝観料として使えるのが700円だけ。残りは、265円がカードを作った業者へ、35円はコト・カードで拝観できるお寺へ入るものでした。当初は化野念仏寺や大覚寺、天龍寺など京都の嵯峨野地区にある複数の寺院で利用できましたが、その後、導入する寺院が増えなかったためか現在は発売されていません。京都市の産業観光局観光MICE推進室や、当時MBSが取材した寺院に問い合わせたものの、このカードについて詳しく知る人はいませんでした。また、カードの発行に関わった商社も今は名前が変わっています。

このほかにも、昭和後期から平成初期の日本では、テレホンカードやクオ・カードなどの磁気で記録するプリペイドカードが誕生しました。テレホンカードは携帯電話の普及により公衆電話の設置数が減ったことでその必要性は小さくなりました。また、クオ・カードのようなギフト券や鉄道各社が発行した磁気式のプリペイドカードも、現在はJR東日本のSuicaなどのICカードが主流となり、その機能を組み込んだ「スマホ決済」、さらに進んで「指紋決済」など別な形でのキャッシュレス化が広がろうとしています。

(クロスメディア部)

最終更新:10/29(月) 18:04
MBSニュース

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