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「僕も、個性的な子をバッシングしてた」りゅうちぇるが辿り着いた“自分らしさの見つけ方”

10/29(月) 12:03配信

新R25

「自分の色を取り戻そう」

をテーマに、個性的なキャラクターでポジティブなメッセージを発信しているりゅうちぇるさん。

そんなキラキラとした彼の姿を見て、いいなぁと思う反面、「自分らしさ」ってそもそも何なんだろう? どうやって見つけるんだろう? と私は思いました。

キャラクターを無理やり作るのもちょっと違うし、でも、社会に出てから周りに合わせるのに必死で「自分」がよくわからなくなっている気もする。

今回はりゅうちぇるさんに、そんな「自分の見つけ方」の答えを聞いてきました。

〈聞き手:いしかわゆき(新R25編集部)〉

個性は“恥”だと思っていた中学生のとき

いしかわ:
りゅうちぇるさんはまさに「自分を持っている人」という感じがしますけど、最初からそうだったんですか?

りゅうちぇるさん:
それが…全然違うんです。実は僕、個性は恥だと思っていたんですよ。

いしかわ:
まさかりゅうちぇるさんからそんな言葉が出るなんて…

りゅうちぇるさん:
だって、個性を出すといじめられたり、嫌われちゃったりするじゃないですか。僕の場合、生まれたときから女の子っぽかったからなおさら。

声も高かったし、カードゲームとかが流行っているなかで、バービー人形が大好きだったからそれで遊んでいたら、「あー! オカマだー!」って言われたりして。

いしかわ:
ああ…子どもってすぐにそういうこと言いますよね。

りゅうちぇるさん:
小学生のときはめちゃくちゃそういうことを言われて、給食のカレーに、上履きの後ろを擦り合わせてゴミを入れられたりしました。

まぁ、全部食べたんですけどね。その人の前にドカッと座って、「おいし~!」って(笑)。

いしかわ
たくましい…

りゅうちぇるさん:
でも、中学生になったら一気に弱気になりました。「このままじゃダメだ、孤独になる!」と思って、みんなに合わせるようになったんです。

悪い意味で協調性が働いたというか。とにかくひとりになりたくなくて、必死に自分を隠して、好きなものも好きな歌も何もかも嘘をつきました。

いしかわ:
そんな時期があったんですね。

りゅうちぇるさん:
だからそのときは、個性を出している子が本当に嫌いでしたね。その子に向かって、僕も文句をたくさん言いました。悔しかったんです。

でも、何を言われても、その子がひとりでも自信満々にいる姿を見て余計に悔しくなって。「何でアイツだけ!」って思いながら、自分が自分を出せない弱さにも気付いていました。

いしかわ:
…まさかバッシングをする側にいただなんて、衝撃です。

そこからどのように自分を見つけていったんですか?

りゅうちぇるさん:
僕の場合は、「友だち」がきっかけでした。この人たちといればいじめられない、と思って一緒にいたけど、自分の好きな人や先生の悪口を平気で言ったり、人の目ばかり気にして行動したりしている人たちだったんですね。

僕は孤独になりたくなくて自分を偽ったのに、そうやって接していたら偽りの友だちしかできなかった。

それで、とにかくこの人たちと一緒にいたくない!!と思って、地元の友だちが誰もいない高校に進学しました。新しい人生を始めるんだ!って切り替えちゃいましたね。

いしかわ:
偽りの自分でいたら偽りの友だちしかできない。確かにそうですね。

今までの友だちを“捨てて”しまう怖さはなかったんですか?

りゅうちぇるさん:
中学生のときは、個性を出したらいじめられるんだ、って決めつけていたんですけど、「あんなつまんない学生時代を二度と送りたくない」という気持ちが勝ちましたね(笑)。

そこからは、SNSで自分のことを発信しはじめて、そのうちにファンがつくようになって、どんどん自信がついていきました。

地元の人からはいまだに「どうしちゃったの?」って言われるけど、もう、どうでもいいです! 「逃げじゃん」って思われたりもするけどそれも全然オッケー!

今は自分らしくいられる自分を大好きって思うし、生まれ変わっても自分でいたい。

いしかわ:
「生まれ変わっても自分でいたい」。言ってみたい言葉だ…

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最終更新:10/29(月) 12:03
新R25

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