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中国発シェア自転車「ofo」半年で突然撤退…大津市も困惑、背景は?

10/31(水) 18:10配信

MBSニュース

滋賀県大津市で10月末をもってあるサービスが終了しました。『シェアサイクル』というサービスで複数の駐輪場に止められた自転車を有料で自由に使え、借りた場所と違う駐輪場に返してもいいというものです。中国発祥のサービスで中国の『ofo』という会社が今年4月に大津市でサービスを開始したのですが、わずか2週間前に大津市に突然、撤退すると連絡がありました。地域に根づき始めていただけに市も困惑しています。いったいどのような背景があるのか、取材しました。

2週間前に「10月末に撤退する」と連絡

琵琶湖のほとりを軽快に走る黄色い自転車。車体には自転車の形にも見えるアルファベットの「ofo」の文字が。中国企業が運営するシェアサイクルです。

「琵琶湖の周りを自転車で。気になったところにすぐに入れるのが自転車の良さだなと思います」(利用者)

ofoが大津市で事業を開始したのは今年4月。シェアサイクルの導入で地域を活性化させようと考えていた大津市は、その担い手としてofoと連携することにしました。自転車が置かれている専用の駐輪場『ポート』は市役所や商業施設、観光地や駅前など66か所。国内最大の400台でサービスを開始しました。

ofoを使う手続きは全てスマートフォンで行います。ダウンロードしたアプリを開くと、自転車があるところに黄色いマークが表示されます。止められた自転車のQRコードを読み取ると…鍵が自動で開きすぐに乗ることができます。使い終わったら好きなポートに返却して施錠。すると、スマホで自動的に料金が決済される仕組みです。これまで、ひと月あたり2000回ほど利用されたということです。

しかし10月中旬、大津市に信じられない連絡があったといいます。

「10月17日にofoの窓口担当の方から『10月末に撤退する』と、初めて聞きました」(大津市都市再生課 藤原周二主査)

10月末での事業撤退、しかも通知があったのはわずかに2週間前。困惑する大津市は、ofo側に撤退の経緯や今後のスケジュールなど文書で詳細を説明するよう求めましたが、返事はないということです。

「窓口担当に連絡はさせてもらっているけど、『本社に確認させていただきます』というところで、正式な回答はいただいていません。少なからず『便利だ』という声もいただいていましたので、『今後どうしていくか』みたいな不安も多い」(大津市都市再生課 藤原周二主査)

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最終更新:10/31(水) 18:10
MBSニュース

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