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屋根の上に集光板…現代・起亜「太陽光充電車」来年リリース

2018/11/1(木) 19:13配信

ハンギョレ新聞

“ソーラーシステム”技術 31日公開 来年以後発売のエコカーに適用 主動力の補助形態で活用 内燃機関への適用技術も開発中

 現代・起亜自動車が、来年から太陽光充電車をリリースする。

 現代・起亜自動車は31日、車両の屋根に装着した太陽光電池パネルを通じて電気を充電する“ソーラーシステム”技術を公開した。ソーラーシステムは、主動力を補助する形で開発中だが、電気自動車やハイブリッドカーのようなエコカーの走行距離を延ばすのはもちろん、一般の内燃機関自動車のバッテリーも充電し燃費を高めることもできる。

 現代・起亜自動車は、1世代のシリコン型ソーラールーフ、2世代半の透明ソーラールーフ、3世代の車体型軽量ソーラーリードという3種類の形のソーラーシステムを開発している。ハイブリッドモデルに適用する1世代ソーラールーフは、一般車両の屋根に量産型シリコン太陽電池を装着した形態だ。現代・起亜自動車は「1世代ソーラールーフシステムは、季節と使用環境によりバッテリーを一日平均30~60%程度充電できる」と説明した。1世代ソーラールーフは、来年以後に発売される現代・起亜自動車のエコカーに適用される予定だ。

 太陽光を活用するソーラールーフは、アウディ、トヨタ、テスラなどいくつかの企業が開発し適用中の技術だ。今までに開発されたソーラーシステムは、電気自動車の補助電源の役割に留まっているが、技術の進展により活用可能性は無尽蔵と評価される。

 2世代半の透明ソーラールーフは、世界で初めて内燃機関モデルに適用される予定だ。3世代の車体型軽量ソーラーリードとともに、現在は先行研究段階であり量産までには4~5年かかると見られる。2世代半の透明ソーラールーフは、不透明な1世代ソーラールーフとは異なり、開放感を望む消費者のための透過・開閉型オプションで開発され、パノラマ・サンルーフに半透明の太陽電池を装着する形だ。内燃機関自動車にソーラーシステムを拡大適用すれば、強化された二酸化炭素規制も避けられる。3世代の車体型軽量ソーラーリードは、出力最大化のために車両のボンネット部分と屋根の鋼板に太陽電池を一体型で構成する方式だ。

 ソーラーシステムは、ソーラーパネル、制御器、バッテリーで構成されている。ソーラーパネルでは太陽光が太陽電池セルの表面に当たると電子と正孔に分離してエネルギーが発生するが、100ワット級のソーラーパネルを装着すれば、夏の昼間基準で時間当り100ワットを生産するという。1時間太陽光を受ければエネルギー100Whを保存できるわけだ。制御器は、ソーラーセルに集まった電力の効率を上げるために電圧と電流を制御する。こうして発電された電力は、制御器を通じて車両の基準電圧に変圧され、バッテリーに保存されたりエンジンに連結された車両の交流発電機の負荷を低くするために利用される。

 この技術を開発した現代・起亜自動車環境エネルギー研究チームの研究員は「今後、ソーラーシステムを含む多様なエネルギー生成技術が自動車と連結されると予想される。自動車がエネルギーを消費する機械に留まるのでなく、能動的にエネルギーを生産できる小さな発電所になりうることを示すだろう」と話した。

ホン・テソン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:2018/11/1(木) 19:13
ハンギョレ新聞

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