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「自分が手掛けた車でレース」スバル・初代WRXデザインの手島さん 群馬・浅間ヒルクライムに出場

2018/11/2(金) 6:05配信

上毛新聞

30年来の夢かなえる

 工業デザイナーの手島彰さん(51)=群馬県前橋市下佐鳥町=が、新旧の名車が嬬恋村を駆け抜ける「浅間ヒルクライム2018」(3、4日)に、SUBARU(スバル、旧富士重工業)時代に自らデザインした名車初代インプレッサWRXで出場する。「いつか自分が手掛けた車でレースに出たい」。30年来の夢を胸に秘めてハンドルを握る。

 手島さんは、アルバイトやレースでサーキットに入り浸った筑波大の学生時代を経て、1989年にデザイナーとしてスバルに入社した。だが、「将来も残る車に」とデザインしたWRXの発売直後、仕事の領域を広げるためオフィス家具メーカーに転職。以来、車への情熱は封印してきた。

 一方、車はWRC(世界ラリー選手権)3連覇などで世界的な人気を得る。後継車開発は続き、人気漫画「頭文字(イニシャル)D」やハリウッド映画にも登場。「子どもの運動会を運動場の外から応援する思いだった」と振り返る。後継車の人気とともに初代車への再評価が高まる中、WRXファンの間では世界的に知られる存在となり、自身の夢も再び膨らんだ。

 新旧スポーツカーが走るヒルクライムでは70~90年代車の「ネオヒストリック」部門に出場。対象車種として新たに90年代の生産車が加わったことが背中を押した。本格的なレースではないが、「モータースポーツの盛り上げに役立てばうれしい」と話している。

最終更新:2018/11/2(金) 6:05
上毛新聞

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