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【WWE】中邑が“歴史的金的”でルセフを潰しUS王座防衛

11/3(土) 10:10配信

東スポWeb

【サウジアラビア2日(日本時間3日)発】WWEのPPV大会「クラウン・ジュエル(CJ)」が開催され、US王者で“黒いロックスター”こと中邑真輔(38)が“ブルガリアの怪人”ルセフ(32)を撃破して王座防衛に成功した。

 今年のサウジ決戦は4月28日「グレイテスト・ロイヤルランブル」に続いて2度目。この時、中邑は祭典「レッスルマニア34」(同8日)にに続いてAJスタイルズ(41)のWWE王座に挑戦するも、不完全燃焼の両者リングアウトに終わった。しかし今回はUS王者として堂々と中東のリングに出陣。大歓声を背にブルガリアの怪人を迎え撃った。

 砂漠の炎のような真っ赤なライティングを浴びて登場した中邑は、開始からジャンピングキックを決めるとフロントネックロックで1分以上も絞め上げた。ルセフは9月18日スマックダウン(SD)大会の防衛戦で退けたばかりとあって、5分過ぎにはフライングニールキックから正面に回ってヒザを顔面に決め、余裕を持って試合を進めた。

 しかし9・18決戦は配下のエイデン・イングリッシュ(31)に裏切られ、後に愛妻のラナ(33)との不倫騒動がおきるキッカケとなっただけに、ルセフも王者に憎悪の炎を燃やして襲いかかる。

 最初のキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)が寸前でかわされると、逆にルセフの十八番アコレード(ラクダ固め)で捕獲される。サウジ決戦でこれ以上、親近感を抱かれる技はないだろう。ルセフは砂漠でラクダにまたがる王族のように中邑の上体をグイグイと締め上げた。

 30秒以上も捕獲された中邑は何とかエスケープ。その直後に誰も予想していなかった攻撃に出た。中邑の体をリング中央に引きずり戻し、ルセフがトドメのアコレードに入った瞬間、上体をグイッと起こし、何と後頭部で相手の股間にローブローを放ったのだ。ブルガリアの巨人は大きな股間を押さえてうずくまる。中邑はすぐさま2度目のキンシャサ弾を発射。今度は鮮やかに決まった。

 実況席は「イッツ・ア・ヒストリカル・ローブロー!」と絶叫する。9分30秒、完璧な3カウントを奪ったUS王者は「してやったり」の表情を浮かべた。独特の方法により、揺れる中東で「ナカメリカ政権」を強烈に印象づけた格好だ。

 中邑は6日(日本時間7日)のSD大会にも出場する予定。次回PPV大会「サバイバーシリーズ」(18日、ロサンゼルス)ではロウのトップ中のトップ、インターコンチネンタル王者&ロウタッグ王者のセス・ロリンズ(32)との一騎打ちが決まった。ある意味、WWE移籍以来、最高のカードともいえる一戦だ。中東の地で復活を証明した中邑が、新たな地平へと向かう。

最終更新:11/3(土) 13:34
東スポWeb

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