
「下克上」日本一の胴上げ投手となったソフトバンク森唯斗投手(26)が西日本スポーツに手記を寄せた。開幕直後に戦線離脱したサファテに代わって守護神を務め、自己最多の66試合に登板し37セーブを挙げ初のタイトルであるセーブ王を獲得。ポストシーズンでも10試合に登板し5セーブ、歓喜の瞬間、マウンドで雄たけびを上げた。サファテと比較され苦しみながらも新たな守護神像を築いた鉄腕が、胸の内をつづった。
まさか、日本一のマウンドに立てるなんて思っていなかった。ちょっとブルペンでフワフワしていたけど、しっかり投げられて本当によかった。自分でやりたいと言っても、できる役目ではない。そこで最後まで投げさせてもらったことに感謝しています。
シーズンが始まったときは、まさかクローザーをするとは思わなかった。デニス(サファテ)もいたし、翔さん(岩崎)もいた。でも「リリーフの華」はずっとやりたかった。デニスは「8回も9回も同じ」と言ってくれたけど、全然違った。緊張はするし、アドレナリンが出る量も違う。勝ったときは「自分がやっている」と実感できる。本当に楽しい、楽しかった…かな。
自分の中のクローザーのイメージはデニス。周りもそうだったと思う。完璧に抑えなければいけないと、自分でもプレッシャーをかけてしまっていた。ランナーが出れば「大丈夫か?」みたいな雰囲気になっていたし、比べられるのは正直しんどかった。 本文:1,860文字 写真:5枚
まさか、日本一のマウンドに立てるなんて思っていなかった。ちょっとブルペンでフワフワしていたけど、しっかり投げられて本当によかった。自分でやりたいと言っても、できる役目ではない。そこで最後まで投げさせてもらったことに感謝しています。
シーズンが始まったときは、まさかクローザーをするとは思わなかった。デニス(サファテ)もいたし、翔さん(岩崎)もいた。でも「リリーフの華」はずっとやりたかった。デニスは「8回も9回も同じ」と言ってくれたけど、全然違った。緊張はするし、アドレナリンが出る量も違う。勝ったときは「自分がやっている」と実感できる。本当に楽しい、楽しかった…かな。
自分の中のクローザーのイメージはデニス。周りもそうだったと思う。完璧に抑えなければいけないと、自分でもプレッシャーをかけてしまっていた。ランナーが出れば「大丈夫か?」みたいな雰囲気になっていたし、比べられるのは正直しんどかった。 本文:1,860文字 写真:5枚




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