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日本一に陰落とす課題 未解決のまま来季へ【タカ番記者の好球筆打】

11/4(日) 10:10配信 有料

西日本スポーツ

日本一に陰落とす課題 未解決のまま来季へ【タカ番記者の好球筆打】

チャンピオンフラッグを手に集合写真に納まるソフトバンクの選手たち

 「下克上」という言葉を好きになれない。どちらかといえば、嫌いだ。簡単に説明すれば「下の者が権力者を打ち負かす」といった意味を持つ。だから、シーズン2位から連続日本一を成し遂げたホークスには、ピタリと当てはまる言葉なのだろうと理解はできる。

 だけども、やはり違和感しかない。何かこの表現には勝者への「敬意」が感じられないのだ。当事者であるホークスの選手が言っていないことが救いだが、われわれのような第三者が頻繁に使用する現実を、素直に受け入れられない。

 その理由を自分なりに考えてみた。きっと、何度もこの「下克上」を目の前で見てきたからだと思う。特に89勝を挙げてシーズンは勝率1位だった2005年だ。4・5ゲーム差をつけたロッテにプレーオフ(当時)で敗れ、そのロッテが日本一まで上り詰めた際に、この「下克上」というフレーズが脚光を浴びた。

 これに対し、当時の主力選手は一様に嫌悪感をあらわにしていた。ルールに沿っての「勝者」ということは受け入れたものの、「44」もの貯金を稼ぎ、シーズンを勝ち抜いた自分たちの足跡が薄れることに、大きな虚無感を抱いていた。 本文:1,278文字 写真:1枚

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最終更新:11/4(日) 10:10
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