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「メラメラ指数100%」青学大・森田歩希主将が首位奪取 全日本大学駅伝

11/4(日) 12:34配信

スポーツ報知

◆学生3大駅伝の第2戦全日本大学駅伝 (4日、名古屋市熱田神宮西門前スタート~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴール=8区間106・8キロ)

【写真】力走する1区の先頭集団(カメラ・竜田 卓)

 新エース区間の7区(17・6キロ)でキャプテン同士の激烈な優勝争いが繰り広げられた。

 首位の東海大と11秒差の2位でタスキを受けた青学大の森田歩希主将(4年)が3キロ手前で首位をとらえた。しかし、東海大の湊谷春紀主将(4年)も簡単には引き下がらない。2人の主将の並走は約6キロ続いた。

 一気に勝負がついたのは9キロ付近。やや疲れが見え始めた湊谷に対し、森田は軽快なピッチを刻み、差はグングンと広がった。アンカーの梶谷瑠哉(4年)にタスキを渡すと、冷静な主将が珍しく感情をあらわにしたガッツポーズを見せた。2位の東海大とは1分58秒差。東洋大はエースの山本修二(4年)の快走によって5位から3位に上がったが、青学大と東洋大の差は2分41秒から3分7秒に広がった。

 史上初となる2度目の学生3大駅伝3冠を目指す青学大の原晋監督(51)は今大会に向けて「メラメラ大作戦」を宣言。「学生3大駅伝の開幕戦、出雲駅伝(10月8日)を勝つことができたが、それで満足している場合ではない。チーム全員がメラメラと燃えている。メラメラ大作戦だ」と吠える指揮官に選手も“大人の対応”。最終調整を終えた前日(3日)、森田は「他校のエースと勝負する準備はできています。メラメラ指数はきょうの時点で90%。レースでは100%になりますよ」と笑顔で話した。

 森田は今年の箱根駅伝2区区間賞を獲得。来年3月には同僚の林奎介(4年)とともに東京マラソンに初挑戦する意志を固めた。高い志を持つ頼れるキャプテンの快走によって青学大は2年ぶり2度目の伊勢路制覇、そして「メラメラ大作戦」の大成功に大きく近づいた。

 50回目を迎えた全日本大学駅伝は今年から区間割りが大きく変更。8の区間数と106・8キロの総距離は従来と同じだが、最終8区を除いて7区間が大きく変わった。1区が最短の9・5キロ。2区から6区まで11・1キロ~12・8キロのスピード区間が続き、7区が17・6キロ、8区が従来通り最長の19・7キロと長距離区間となった。「先手必勝」が駅伝の定石だが、終盤2区間の距離が全体の35%を占める。青学大の原晋監督(51)が「区間配置は難しい」と率直に話すほど、各監督が新しい区間配置に頭を悩ませた。新しい歴史を迎えた伊勢路はいよいよ最終8区に入った。

最終更新:11/4(日) 13:03
スポーツ報知

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