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「取り残されてる人のことを伝えなくて、何が報道だ」山路徹氏、安田純平さんをめぐる”自己責任論”を厳しく批判

11/4(日) 17:02配信

AbemaTIMES

 先月帰国したフリージャーナリストの安田純平さんをめぐって「自己責任」を唱え責任を追及しようとする人々と、安田さんを擁護する人々の間で激しい論争が巻き起こっている。

 4日放送のAbemaTV『Abema的ニュースショー』に出演したジャーナリストの山路徹氏は「自己責任論を訴える人は視点がグローバルじゃない。我々が目にしている戦場の写真や映像は無人のカメラが撮っているわけではなく、生身の人間がリスクを負って撮ってきたもの。それを見て我々は平和の尊さを考え、国の進むべき道を判断する材料にしている。自衛隊が安保法制で海外に出ていこうとする中で、海外で何が起きているかさっぱりわからなくていいのか、ということ」と指摘。

  元衆議院議員の宮崎謙介氏が事前の準備も含め、自己責任の部分があったと思うと話すと、自身の会社と契約していたジャーナリストの長井健司氏がミャンマーで射殺された事件に触れ、「彼も“準備不足だ“と言われた。死なないための準備があるとしたら教えてください。知りたいです。はっきりした答えはただ一つ。行かないこと。行かなければ死なないし、叩かれることもない」と反論。「偉そうに言っているのではなく、僕らはそういう職業を選んじゃった。その職業的良心の中で頑張りたいと思う。それが戦場取材。当然そこにはリスクが伴うし、ちゃんと映像を撮ってきて報道できればみんなから拍手喝采を浴びるが、万が一命を落としたり、今回のように拘束されたりすると批判を受ける。同じ行動でも結果で評価が変わっている。ヒーローだと思ってほしいわけではなく、そういうメディアの環境が日本にもあってほしいし、そこのところをみなさんに理解してほしい」と訴えた。

 また、文筆家の古谷経衡氏も「迷惑を被っていないし、シリアに興味も持っていなかった人が突然“けしからん“と言っているパターンがほとんだと思う。謝れば許してやるというムラ的な発想。国に従わず、迷惑をかけたから謝れというのは前近代的。こんなことで自己責任論かどうかを問うこと自体、先進国では考えられない。そもそもどんな人だって、国や人様に迷惑をかけて生きている。40年以上前、カンボジアを取材中に亡くなった一ノ瀬泰造さんについての新聞記事を読んだが、彼が悪いとか、準備不足だという論調はなかったし、両論併記でもなかった。昔よりもひどくなっていると思った」と話していた。

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最終更新:11/4(日) 17:02
AbemaTIMES

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