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歌声で児童虐待防止 DV被害女性が発起人、全国ツアー

11/5(月) 7:30配信

神戸新聞NEXT

 11月の児童虐待防止推進月間に合わせ、啓発活動「オレンジリボン運動」と連携、オレンジ色のアイテムを身に着けて合唱し、思いを共有するコンサートが全国各地で開かれている。音楽の力で虐待防止を訴えかける全国ツアー「オレンジゴスペル」。東京や大阪、福岡など7カ所での公演をへて、11日、神戸芸術センター(神戸市中央区熊内橋通7)でフィナーレを迎える。(村上晃宏)


 米ニューヨーク在住のゴスペル音楽プロデューサー打木希瑶子(きょうこ)さん(54)が発起人となり、2011年からツアーを展開する。

 打木さんは04年に米国へ移住し、米国人男性と結婚。夫は「電話に出ない」「近隣住民と交流しない」などのルールを課し、暴力を振るうようになった。警察に相談して「あなたはDV被害者。このままだと暴力が過激になる」と諭され、初めて虐待されていたことを自覚した。しかし、「自分の言動が悪かったかも」と悩んでうつ病になり、プロデューサー業を休止せざるを得なくなった。

 そんな時、オレンジリボン運動を知り、DV加害者が幼少期に虐待を受けていた可能性のあることも学んだ。「被害者も加害者もつくらせない」と考えた打木さんは、NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク(東京都世田谷区)に連絡。さらにオレンジリボン運動の輪を広げようと、オレンジゴスペルを考案した。

 打木さんは「子育ては、合唱のようにみんなで協力する意識が必要。公演には子育て中の人にも来てもらい、悩みや思いを共有してほしい」と願う。

 神戸公演は午後2時半スタート。ゴスペルシンガーのアンドレア・マクラーキン・メリニさんら国内外のアーティストのほか、神戸や明石を中心に活動する聖歌隊も出演。打木さんも登壇し体験談などを語る。

 入場料3500円(前売り3千円)。座席不要の未就学児は無料。インターネットでのチケット購入はhttps://t.livepocket.jp/e/og‐kobe

 問い合わせはメール(ee_voice@yahoo.co.jp)

最終更新:11/5(月) 7:47
神戸新聞NEXT

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