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無敗のメイウェザー、日本で異種格闘技戦 ルールが焦点

11/5(月) 17:36配信

朝日新聞デジタル

 50戦無敗。伝説の男が、大みそかに日本のリングに初めて上がる。プロボクシングで世界5階級を制覇したフロイド・メイウェザー(41)=米国=が、さいたまスーパーアリーナで12月31日に開かれる総合格闘技イベント「RIZIN(ライジン)」に参戦することが5日に発表された。キックボクサーの那須川天心(なすかわてんしん、20)と対戦する。

 米誌フォーブスが今年のスポーツ選手長者番付1位に挙げたメイウェザーは、6人のセキュリティー(警護)を連れて来日。5日に東京・六本木で記者会見を開き、「これまで米国を飛び出して自分の才能を見せる機会がなかった。実現してうれしい」と語った。

 メイウェザーはアトランタ五輪で銅メダルを獲得後、1996年10月にプロデビュー。98年10月のスーパーフェザー級王座を皮切りに、抜群のスピードと強固なディフェンスで、無敗のまま5階級制覇を達成した。

 15年5月には6階級制覇のマニー・パッキャオ(フィリピン)とラスベガスで対戦。「世紀の一戦」と呼ばれ、2人で計300億円を超えるファイトマネーが話題になった。その後、現役引退を表明したが、昨年8月には総合格闘技団体「UFC」の選手とボクシングで対戦し、TKO勝ちした。

 那須川は千葉県出身の格闘家で、県立松戸南高校1年だった14年7月にプロデビュー。以来、キックボクシングや総合格闘技で32連勝中で、その逸材ぶりから「神童」と呼ばれる。メイウェザーと並んだ会見では「オーラを感じる。でもパンチは当たりそう」と言い、プロボクシング界のレジェンドを笑わせた。

 ボクシングとキックボクシングの異種格闘技戦だけに、ルールが焦点になる。キックの有無など、これから両陣営で話し合うという。体重はメイウェザーの方が10キロほど重いとみられ、ウェートの制限についても協議する。

 「世界が見たことがないものをお見せする。ファイターとしてのスキルが試される試合になる」とメイウェザー。那須川は「自分はどんなルールでもいい。相手の土俵のボクシングルールで戦ってもいい」と強気に語った。(波戸健一)

朝日新聞社

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