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「パイの実を食べてるときみたいに、突然お金がゼロになった」家入一真とお金の歴史

11/5(月) 12:02配信

新R25

「マネー“賢者”に切り込むお金の話」というテーマで展開してきた『マネ凸』。今回登場するのは連続起業家の家入一真さんです。

現在は株式会社CAMPFIREの代表として、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」やフレンドファンディングアプリ「polca」などの“やさしい革命”を起こすサービスを運営している家入さん。

そんな“やさしい革命児”のマネーの価値観…気になりますよね?

ですが、あらかじめ断っておきます。

家入さん、もしかするとマネーの“貧者”かもしれません…

〈聞き手=渡辺将基(新R25編集長)〉

飲み代はMAX月2000万円…!? お酒に溺れていた上場後の生活

渡辺:
家入さんは2008年、29歳のときにpaperboy&co.を上場させてからお金を使いまくっていた時期があったとのことですが、まずは当時の話を改めて聞きたいです。

家入さん:
上場時のキャピタルゲインで、個人的にスタートアップへのエンジェル投資やカフェの立ち上げなどをやってたのですが、その時期にお酒の味を覚えてしまって…

渡辺:
当時、飲み代に月2000万円使ったと話しているインタビューを見ました(笑)。

家入さん:
ひどいときはそういう月もありましたね。

渡辺:
なんでそんなことになってしまったんですか?

家入さん:
僕、30歳くらいまではお酒が一滴も飲めなかったんですよ。人と話すのも苦手なので、会食やパーティみたいなものも避けて通ってきましたし。

だけど上場した後は偉い人との会食なんかも増えてくるじゃないですか。その過程で、ちょっとずつお酒が飲めるようになっていって。

渡辺:
そうだったんですか。

なんか勝手に、元々酒豪だったイメージを持ってました。

家入さん:
いえいえ、全然。

あと僕、ふだんは緊張して人とうまくしゃべれないんですよ。ただ、酔っているときは緊張せずに楽しく話せることに気づいて、だんだんお酒に頼ることが増えていきました。

あの頃は常に血中アルコール濃度が高い状態でしたね。

渡辺:
「酒に溺れる」という言葉がピッタリです…

家入さん:
そもそも僕、10~20代で青春みたいなものがなかったんです。

中2でいじめがきっかけで引きこもって退学、その状態のまま20代前半で起業してるので、友だちと旅行に行くとかカラオケに行くとか、そういう経験が一切なくて。

渡辺:
なるほど。それでいわゆる“上場デビュー”してしまったと。

家入さん:
はい。デビューが遅いとこじらせるって言いますけど、まさにその通りの現象が起きましたね。

30歳から青春を取り戻そうとしてました。

渡辺:
連日どんな飲み会をしていたんでしょうか? やはり女の子がたくさんいて…みたいな?

家入さん:
そういう会もありましたけど、みんなが集まっているなかで僕がつないだ起業家同士が意気投合してたり、女の子を口説いてるヤツがいたり、酔ってケンカしてるヤツがいたり…その状況を見てるのが楽しかったんですよね。

渡辺:
当時遊んでた人たちとは今でも交流があるんですか?

家入さん:
いや、最終的にお金がなくなったら、みんなキレイにいなくなっちゃいました。わかりやすいですよね。

ただ、当時つながってた女の子たちも、電話帳に連絡先を登録してるとLINEに出てくるじゃないですか。

それでアイコン見たら今はお母さんになってたりして、「なんか良かったなぁ」としみじみ思ったりもしますね(笑)。

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最終更新:11/5(月) 14:47
新R25

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