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「強さ」取り戻した大牟田復活V 監督涙こらえきれず 全国高校駅伝福岡県予選

11/5(月) 12:28配信

西日本スポーツ

 全国高校駅伝(12月23日、京都市)の福岡県予選大会(西日本新聞社など後援)が4日、福岡県嘉麻市の嘉穂総合運動公園を発着点とする周回コース男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロで行われ、男子は大牟田が2時間9分36秒で2年ぶり38度目の優勝を決めた。大牟田は昨年、全国大会の出場が「31」でストップ。復活をかけて臨んだ今大会で頂点に返り咲いた。女子は筑紫女学園が1時間11分8秒で4年連続25度目の優勝を決めた。男女とも上位3チームは全九州高校駅伝(18日、嘉麻市)に出場する。

【写真】創部60周年祝う 大牟田高駅伝部

 【男子】

 ▽福岡 大牟田2時間9分36秒

 【女子】

 ▽福岡 筑紫女学園1時間11分8秒

 ◆2年ぶり38度目「強さ」取り戻した

 全国優勝5度の強豪が復活のテープを切った。会場の大声援の後押しを受けて大牟田の太田蒼生がゴールを駆け抜ける。2位の東海大福岡と1秒差でたすきを受け取った太田は1年生同士の優勝争いを制し、最後は2位に上がった自由ケ丘に24秒差をつけた。「勝つことがこんなに難しいとは」。昨年3位に沈み、涙を見せた赤池健監督は今年も涙をこらえられなかった。

 勝負のポイントは3区(8・1075キロ)だった。主将の浜地進之介(3年)が、東海大福岡のケニア人留学生キムンゲ・サイモン(3年)に約5秒差で食らいつき意地を見せた。「(キムンゲとは)力の差はないと思っていた。相手は後半に落ちると分かっていた」。浜地は中盤で脇腹痛に見舞われたが、終盤に驚異の追い上げを見せ、「主将らしい走りをしてくれた」と赤池監督は頼もしい主将をたたえた。

 昨年、県での連覇が31で途切れ、「伝統を壊してしまって情けなくて悔しい気持ちだった」。チームを引っ張る浜地は1年前を思い出し、レース後に涙を浮かべた。「今年は都大路での入賞を目指してやってきた。県予選は通過点」と赤池監督。合言葉は「強い大牟田を取り戻そう」。本当の復活劇はここから始まる。

 ◆筑女4連覇 1年コンビ区間賞

 筑紫女学園が1年生コンビの区間賞の力走で4年連続の都大路出場を決めた。3区(3キロ)の永長がトップとの差を7秒に詰めて3位でたすきを渡すと、4区(3キロ)の池田が残り1キロでトップに立ち、2位に17秒差をつけてアンカーにつないだ。池田は「前半は突っ込みすぎないよう気持ちを落ち着かせるのが難しかった。体力には自信があるので後半いけると思った」と振り返った。全国高校駅伝は2年連続で入賞中。「厳しいけど、そこを目指していかないといけない」と長尾監督は目標を挙げた。

西日本スポーツ

最終更新:11/5(月) 12:28
西日本スポーツ

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