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匿名アカで“差別投稿”の青森市議が謝罪、裏アカ発信の心理は「麻薬のようなもの」

11/5(月) 17:16配信

AbemaTIMES

 10月28日に青森市議選で初当選した山崎翔一議員が、Twitterに匿名アカウントで差別的な投稿を行っていたことがわかり炎上している。

 そのアカウントでは、「年金暮らしジジイを舐めすぎ 平日の役所窓口で罵声叫んでるのだいたい爺さん 君にそんなエネルギーあるんかい」「そういえば、デリー行きの電車に乗った時、おかまの物乞い来たな~ 札束めっちゃ持ってたけど」「片腕落として障害者雇用」など、高齢者や性的少数者、障がい者に対する差別的な表現を含んだ投稿がされていた。

 山崎議員はこのアカウントが自身のものであることを認め、5日に会見を開き謝罪。『年金暮らしジジイ』発言は「同級生の友達が『仕事で疲れて元気がない』『年金暮らしジジイになりたい』という旨の投稿をしており、それに対して私が返信する形で言葉を引用した。『ジイさんは君より元気がある』という趣旨の投稿だった」、LGBT差別発言は「実体験として、トランスジェンダーの物乞いの人にインド出会った経験をしていたという趣旨だった。用いられた単語が差別的なものと知らなかった」、『片腕落として障害者雇用』発言は「障害者の水増し請求問題に関連したもので、同級生の友達との会話のやり取りの中でのものだった」と説明。謝罪した。

 すでに青森市議選に立候補し、選挙活動中だった山崎議員。これらの投稿の削除を考えなかったのかとの質問には、「もともとプログラミング技術の発信と友達との雑談で使っていたもので、議員になるから消すということは考えていなかった」と回答。差別の意図があったのかについては、「軽率な投稿だとしても、他の方々が見て差別的な発言とみられてもおかしくないと感じている」と述べた。

 ITエンジニアでもある山崎議員は、選挙中にSNSを使った生活改善を訴えてきた。にもかかわらず、そのSNSが問題となったことも会見では指摘され、「(SNSで)情報発信をして、少なからず今回の当選に影響したと感じている。自分の認識の甘さ」と釈明。今後の進退については、「今後の任期、青森市議会議員としての職務を全うし、応援してくれた方、不快な思いをさせてしまった方に報いていきたいと考えている」とした。

 今回、匿名アカウントがなぜバレてしまったのか。ITジャーナリストの三上洋氏は、「全体に公開している場合はバレやすい。誕生日や出身地、フォローしている友人などからある程度特定できる。議員に立候補するくらいなので、地元では有名人だったはず」との見方を示しつつ、「一番の問題は、選挙に出るにあたってクリーンなアカウントを作ったこと。本当の自分を偽って議員になるのはいかがなものかと思う」と苦言を呈する。

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最終更新:11/5(月) 17:16
AbemaTIMES

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