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ウイグル族を迫害?中国の「強制収容所」とは

11/6(火) 17:10配信

MBSニュース

中国の西端にある新疆ウイグル自治区。漢民族が9割以上を占める中国ですが、この自治区には約1000万人のウイグル族が暮らしています。ウイグル語を話しイスラム教を信仰するなど独自の文化を築いてきたウイグル族に対し、いま中国政府の弾圧が強まっているといわれています。ウイグル民族の指導者によると、強制収容所ができて300万人もの人が収容されているといいます。いったいウイグル族に何が起きているのでしょうか。

ウイグル族『中国政府によって迫害が繰り返されている』と主張

「中国共産党政権によって犠牲となった全ての犠牲者に哀悼の意を表して黙とうを捧げます」

祈りを捧げる民族衣装に身を包んだ人々。アジアの少数民族の代表たちです。彼らは口々に、『中国政府によって迫害が繰り返されている』と主張。状況を改善しようと、一致団結して世界に訴えるためにグループを結成しました。会の代表を務めるのはウイグル族のラビア・カーディルさん。2005年にアメリカに亡命し“ウイグルの母”と呼ばれています。

「中国共産党は周辺の国々に対して脅威になっています。我々もウイグルとしての言語、民族、文化などすべて抹殺にあっています」(ウイグル民族最高指導者 ラビア・カーディルさん)

中国に住むウイグル族は1000万人以上。ウイグル語を話しイスラム教を信仰するなど、独自の文化を築いてきました。しかし中国政府によって、ウイグル族の文化が踏みにじられていると反発する人もいます。2013年、天安門前の歩道に車が突っ込み43人が死傷した事件も、中国政府に反感を持つウイグル族の人によるテロだといわれています。こうした事件は中国政府からの弾圧が背景にあるといわれますが、カーディルさんはある単語を繰り返し、現状はさらに厳しくなっていることを強調しました。

「中国共産党は(イスラム教の)信仰のあつい人だけでなく、一般の人まで強制収容所に入れました。強制収容所に連れて行かれた人は、いっそ殺してくれと願うようになります。この強制収容所は、第二次世界大戦のときのナチス強制収容所と全く変わりありません」(ラビア・カーディルさん)

新疆ウイグル自治区に「強制収容所」がつくられ、人権が蹂躙(じゅうりん)されているというのです。このことについてはアメリカも…

「中国共産党はウイグル族を強制収容所に多数拘束し、昼夜を問わない洗脳を課している」(アメリカ ペンス副大統領)

アメリカも繰り返し指摘するようになったことで、その存在がクローズアップされているのです。カーディルさん、そしてアメリカまでもが問題視する強制収容所とは…

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最終更新:11/6(火) 17:10
MBSニュース

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