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「即レスと友情」歩きスマホの注意喚起ポスターなのに考えさせられると話題

11/6(火) 12:01配信

FNN PRIME

「即レスしなかった程度で失われるものを、友情とは呼ばない。」

現在、電車や駅構内に貼られているポスターが話題となっている。一般社団法人電気通信事業者協会(TCA)や全国の鉄道事業者などが共同で展開する「やめましょう、歩きスマホ。」キャンペーンの一環なのだが、Twitterなどでは“歩きスマホの注意喚起” の域を越えて注目されているのだ。

【画像】もう1パターンの注意喚起ポスター

キャッチコピーが考えさせられるとして、話題は「即レス」そのものの意義についての各自の意見にまで広がっている。

歩きスマホの注意喚起でなぜ「即レス」をキャッチコピーに? 一般社団法人電気通信事業者協会の担当者に話を聞いた。

「歩きスマホはいけない」と言うだけでは、心に響かなかった

――キャンペーンはいつからやっている? 

2015年から毎年この時期に行っています。昨年までは「やめましょう、歩きスマホ。」というキャンペーン名をそのままコピーとして使っていました。


――そして今年は、「即レスしなかった程度で失われるものを、友情とは呼ばない。」などと挑戦的だが?

キャンペーンをこれまで展開してきて感じたことは、頭では「歩きスマホはいけない」と分かっている方が多いということです。しかし、それでも止められないのは、メールや電話が来ると「すぐに対応しないといけない」とするような雰囲気があるからだと思います。

そこで、単に「止めましょう」とするだけでは、皆さんの心に響いていなかったため、「『歩きスマホ』が他者からどう見えているか?」「『歩きスマホ』の一因となる即レスは必要か?」などと視点を変えてアピールしてみました。

「周囲の人がどう思っているのか」という点にもスポット

そして今回、「ぶつかった、とあなたは思う。ぶつかってきた、と周りは思う。」というポスターもあわせて掲出されている。

――こちらのポスターは、周囲の視線を意識した?

はい、やはりスマホを操作しているときは周りが見えていませんので、周囲の人がどう思っているのかという点にスポットを当てました。

――特に「即レス」のキャッチコピーが、Twitterなどで「即レス」自体への意見に広がるなどして話題になっている。この反響をどう受け止める?

多くの皆さんに関心を持っていただけたのは大変うれしく思っています。スマートフォンの“ながら歩き”による衝突や線路への転落などは本当に危険ですので、改めて「スマホを使う時は周りの状況をよく確認して使って欲しい」ということをご理解していだきたいです。

今回、歩きスマホの注意喚起をするために、視点を変えて「即レス」という言葉でアピールしたところ、利用者の目にとまり話題になったが、それは試行錯誤の結果だった。
ポスターの掲出期間は11月30日までだが、駅長などの判断で12月以降も掲出される可能性があるという。

最終更新:11/6(火) 12:01
FNN PRIME

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