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東出昌大、三島由紀夫作品の舞台に恐れも…「俳優としてはやるだけだ!」と意気込み

11/7(水) 16:12配信

オリコン

 俳優の東出昌大が7日、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで行われた舞台『豊饒の海』初日前会見に出席した。

【全体ショット】宮沢氷魚、上杉柊平らも出席した会見

 同舞台は、三島由紀夫が割腹自殺を遂げる直前に完成させた大河小説が原作。全4部(春の雪、奔馬、暁の寺、天人五衰)からなり、第1部『春の雪』は映画や舞台化されたが、4部すべてを再構築し一つの舞台として上演するのは史上初の試み。上演初日前に東出は「いい感触を感じています。僕自身も三島ファンで『豊饒の海』が好きでした。三島作品というものを全く汚すことなく舞台上で表現できることが確信に変わりました。最後まで舞台に立ち続けたいと思います!」と意気込み。

 20歳で命を落とした美青年・松枝清顕役を務める東出は3年ぶり2度目の舞台出演。大作出演のオファーを受けた時は戸惑いもあったそうで「4部作というの聞いて、この小説は解釈がわかれているので正直、恐れを感じました」と告白。「でも、シナリオを読んだ時に『なんで、うまくできているんだろう』と。原作の魅力を損なうことなく、文学に触れてこなかった人にも作品の魅力がわかってもらえると思ったので、俳優としては『やるだけだ!』と突き進んできました」と力を込めた。

 この日は、宮沢氷魚、上杉柊平、大鶴佐助、首藤康之、笈田ヨシ、演出のマックス・ウェブスター氏も出席。宮沢は「最初お話を聞いた時は『ウソだろう!』『無理でしょ!』と思いました」、大鶴も「上演時間は16時間だなと」と4部作を1つにまとめたことに驚いたと明かした。

 そんな中、生前の三島と交流がある笈田は「先生に最後に会ったのは亡くなる5ヶ月前。先生からご決意などを聞いて、はや48年の月日が流れた。11月という命日の日にこの作品をやることは、なんともいえない感無量でございます」としみじみ。

 「三島さんが生きていたら、このキャスティングを見て何を思うのか」と聞かれると「東出さんに対しては『カッコいいじゃねーか』というと思います」と想像で答え、東出を照れさせた。

 舞台はきょう7日から12月2日まで上演される。

最終更新:11/8(木) 16:25
オリコン

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