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イギリス公共放送BBCで日本人初のキャスターに 大井真理子さん

11/7(水) 11:20配信

MBSニュース

BBC女性キャスターがMBSのスタジオに

日本人で初めて、イギリスの公共放送BBCに抜擢されたニュース番組のレポーター兼キャスターの大井真理子さん。出演する映像は世界中に配信されています。今回、大阪にあるMBSのニューススタジオに来ていただきました。

「おぉ、キレイですね。広いですよ」(英BBCキャスター 大井真理子さん)
Q.広いですか?
「BBCのシンガポール支局なんですけど、最初スタジオに行ったときに『ほんとここ?』っていうぐらい小さくて。“BBCのBは貧乏のBだ”っていうぐらいに。撮影とかも私とカメラマンの2人とかなので」

続いて、スタジオ内にあるニュース席を見ていただくと…

(大井さん)「映ってるのが見える。画面が見えるじゃないですか。これがうちの会社の場合、1個ですね。3つとかないです」
(西アナ)「ちなみにプロンプターっていうものを使っていまして、いま大井さんの手元が映るように…」
(大井さん)「ここに(原稿を)置くんですか?」
(西アナ)「そこに原稿を置けば前を向いて(読むことができる)」
(大井さん)「えっ!ってことは紙ってことですか?」
(西アナ)「原稿は紙じゃないんですか?」
(大井さん)「違う」

普段は立ってニュースを読む大井さんですが…

(西アナ)「スタジオの持つ空気は緊張感は共通してる?」
(大井さん)「大嫌い。ほんと大嫌いです」

「BBCで働きたい」という思いから

大井さんは、1981年、東京生まれ。海外生まれでも帰国子女でもなく、英語は学校の授業でしか習っていませんでした。

「アムラーでした。ばっちり流行に乗りまくっていて。全くニュースは興味がなくて。当時、実は専業主婦になりたかった。玉の輿結婚が夢だったんです」(大井真理子さん)

そんな大井さんに転機が。

「(私が)16歳の時に父がベトナムに転勤になりまして、一緒に来るか日本にひとりで残るかという話になっていて」(大井真理子さん)

大井さんが下した決断は、知り合いのいるオーストラリアへ渡ることでした。

「16歳で向こうの学生さんたちも全く英語が話せない子と、誰も友だちになってくれなくて、最初は寂しかったりもして。暇なのでテレビを見ていたときに、BBC番組がオーストラリアにも流れていて、それを見て『こういうのをやりたいかもしれない』と思ったのが、この業界を選ぼうと決めたきっかけ」(大井真理子さん)

高校卒業後、BBCで働きたいという思いからオーストラリアの大学でジャーナリズムを学び、小さなテレビ局でニュース番組の制作などに携わりました。

Q.卒業したからってBBCのキャスターにはなれないですよね?
「ならなかったですね。万年、無給インターンでした」

大学時代から約2年間。給料なしのインターンとして働いているところに、ある報道機関からのオファーが舞い込みます。

「ブルームバーグから声がかかって。東京で初めて有給で3か月だけど仕事をもらって、そのあとにフルタイムで雇っていただくことになるんですけど。でもBBCに入りたいという気持ちは捨てきれなくて。ロンドンだったらビザは下りないけど、シンガポールだったらフリーランスなら雇ってもらえるかもしれないよって言われ、『じゃあ行く』って言って」(大井真理子さん)

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最終更新:11/7(水) 18:46
MBSニュース

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