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倉敷藤花戦第1局は里見藤花が先勝 劇的な逆転勝ちで谷口二段下す

11/7(水) 8:30配信

山陽新聞デジタル

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 女性将棋の公式タイトル戦「第26期大山名人杯倉敷藤花戦」(日本将棋連盟、岡山県倉敷市、同市文化振興財団、山陽新聞社主催)3番勝負の第1局は6日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、先手の里見香奈倉敷藤花(女流王座、女流名人、女流王位)が123手で挑戦者の谷口(旧姓・室谷)由紀女流二段を下し、先勝した。

 振り飛車党の二人ながら相居飛車で進む意外な序盤戦になった。相手の攻めに応じた里見倉敷藤花の手が「指しすぎ」(立会人の田中寅彦九段)で、とがめた谷口二段がリードを広げ、一時勝勢に。しかし里見倉敷藤花が最終盤、見事な粘りから、挑戦者のミスで生じた隙を逃さず、劇的な逆転勝ちを収めた。ともに2時間の持ち時間を使い切った。

 4期連続通算9度目の栄冠に王手をかけた里見倉敷藤花は「相居飛車は想定外でずっと苦しかった。西日本豪雨で大変な中でも対局の場を準備してくれた倉敷では感謝の思いを持って指したい」と話した。惜しくも敗れた谷口二段は「序盤から事前に研究した形を離れ、神経を使った。次は精いっぱいやるのみ。新たな気持ちで岡山の皆さんに良い将棋を見せたい」と巻き返しを期した。

 第2局は24日、倉敷市芸文館(同市中央)で公開で行われる。

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