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そういえば見たことない!ワシの耳が思っていたより大きいと話題

11/7(水) 17:30配信

FNN PRIME

ワシの耳ってどこにあるの?

これまでに編集部は、「どう見てもエビに見えないムギワラエビ」、「ラッパみたいなムカデメリベ」など、様々な生き物の奥深さを伝えてきた。そして、今回は「ワシ」だ。

【画像】ワシの耳とフクロウの耳はこちら!

保全医学をテーマとして、北海道・釧路市を拠点に希少猛禽類の保護や研究活動を行っている、野生動物専門の動物病院「猛禽類医学研究所」の代表、齊藤慶輔さんがTwitterに投稿した、ワシに関するとあるツイートが7日現在、約2万のいいねがつき、話題になっている。

それは「ワシの耳ってどんな形?」というもの。
考えたことがなかった人も多いと思う。


ワシの耳ってどこにあるの?とよく聞かれます。はい、ここにあります!
(猛禽類医学研究所・齊藤慶輔さんTwitterより)


ワシの目の近くの体毛をかき分けてみると、耳というよりかは、少し大きめな“穴”があり、人間の耳とは違い、耳介(外に出ている耳の部分)がなく、瞳孔と同じくらいの大きさをした空間がある印象だ。

Twitter上では、初めて目にしたワシの耳に、驚いた声が多く投稿されていた。

・穴が大きくて心配…ワシも中耳炎になったら痛かろう…
・わー、大きい!ひそひそ話も聞かれちゃうなあ。
・頭の大きさに比べて大きなお耳!!


撮影した同研究所の代表であり、獣医師でもある齊藤さんによると、今回の写真も、決して興味本位で撮影したものではなく、啓発活動に利用するため、傷病個体の診療時に撮影したもので、外部寄生虫のシラミバエが発生していないかの身体検査を行っていたそうだ。耳孔の中に入り込んでいる可能性があるため、必ず診る必要があるとのこと。

そして、このワシは「オジロワシ」という種類で、文化財保護法により天然記念物に指定されている、絶滅危惧種とのことだ。

それにしても、本当に大きな耳だ。さぞかし、遠くまでよく聞こえるのではないか。齊藤さんに、お話を伺ってみた。

「200~300メートルは聞こえていると思います」

ーーとても大きな耳だが、ワシの聴覚はどれくらい?狩りをする際、役立つ?

ワシの聴覚についての研究はされていないと思われます。音声の到達距離は気象条件にもよりますからね。観察をしてみての実感としましては、200~300メートルは聞こえていると思いますが、科学的な根拠はありません。

また、ワシは聴覚ではなく、視覚をメインに狩りなどの行動を行っております。レントゲンを撮影してみると判るのですが、頭部の半分から3分の2くらいは、眼球で占められています。


ーー耳に異物や垢がたまった場合は、どのように手入れをする?ツイートで寄せられていたが、中耳炎になったりは?

耳の穴は普段、羽毛の下に隠れておりまして、羽毛は水をはじくため、雨に濡れても羽毛が耳を守っているかと思います。また、水の中に潜る種でもありません。
ちなみに、オジロワシ含め、鳥類は一般的に耳の手入れはしません。ツイートで指摘されている、いわゆる中耳炎になった鳥類は見たことがありません。

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最終更新:11/7(水) 17:30
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