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吉田輝星は二軍施設見学で感激 日ハム寮生活に必要な心得とは

11/8(木) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 日本ハムといえば「ドラフト」と「育成」が2本柱。ドラフトで獲得した選手を、独自のマニュアルによって一人前に育てる。生え抜き中心のチームづくりが奏功しているだけに、「寮生の野球への取り組み方には目を光らせているし、重要視もしています」と、OBのひとりがこう言った。

「合宿所に隣接する室内練習場は夕食後も利用できますが、その利用頻度なども細かくチェックしていて、首脳陣によるスタッフミーティングの重要な資料にしている。例えば西川やメジャー入りした大谷らは深夜、マシンを相手に黙々と打ち込んでいたとかね。そうやって、人が見ていない場所でも自主的に練習できる選手は目をかけてもらえるし、それなりのチャンスも手にします」

 一方で、ヤル気のない選手に対してはシビアだという。

「寮にいた当時の斎藤佑樹なんかは、もっと目の色を変えてしかるべきなのに、その気配がないという報告が首脳陣に上がっていたと聞きました。出版社社長にポルシェをたかっていたと週刊誌に報じられたときには、さすがにアキレ返る声が内部から噴出したといいます。斎藤の場合は、つまり、野球に取り組む姿勢が問題視されていたわけで、いまでは期待も計算もされていません。比較的早い時期に戦力外通告を受ける若手は、残した数字や成績以外の部分で見切りをつけられたのです」(同)

 7日、そんな日本ハムの二軍施設を見学したのがドラフト1位の吉田輝星(金足農)だ。

 7位指名の福田俊(星槎道都大)とともに約2時間、合宿所や室内練習場を見て回り、「二軍とは思えないくらい素晴らしい施設。室内(練習場)も見たことがないくらい大きく、すごいと思った」と、感激の体でコメントした。

 いまはランニング中心のトレーニングをしているそうで、「プロに入ってからどうするかでは遅い。入る前にしっかりトレーニングを積み、イメージをもってプロの世界に入りたいので」と話した。

 当初、大学に進学するはずだった吉田は、父親や恩師の反対を押し切ってプロ入りを選択した経緯がある。

 野球でメシを食っていく覚悟も、意志の強さもありそうだから心配なさそうだが。

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