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【エリザベス女王杯】フロンティアクイーンにゲンのいいデータと“リーチ”の大記録

11/8(木) 17:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 大一番に強い常勝軍団・国枝厩舎が送り出すのがフロンテアクイーンだ。

 ここまでわずか2勝でノンタイトルの身だが、重賞では②着5回③着2回の良績を残している。特に昨暮れのGⅢターコイズS②着を皮切りに、その後も②②③着。勝ちみには遅いものの、4戦連続して安定した走りを見せている。

 ここ2戦はGⅠ馬ディアドラの強烈な末脚に屈したが、自身もこれまでにない差し脚でレース内容自体も大幅に良化。しかも、クイーンSは心房細動で福島牝馬Sを回避して以来の実戦。美浦↓函館↓札幌と2度の輸送を挟み、馬体を減らしてしまったが、府中牝馬Sではその馬体も回復。直線では一瞬“勝つか”と思わせたように、見せ場たっぷりの内容で、GⅠ馬やGⅠ②着馬などの強敵相手でも全くヒケを取らなかった。

「凄くいい競馬ができている。折り合いに心配はないし、久々の京都遠征になるけど、秋華賞時と比べて馬がしっかりしているからね。重賞初勝利がこのGⅠだったらいいね」

■勝てばJRAの牝馬GⅠ完全制覇

 国枝師も明るい表情で話すのもうなずける。

 前10年の勝ち馬の中で09年クィーンスプマンテ、12年レインボーダリア、14年ラキシス、15年マリアライトと4頭がここで重賞初勝利を飾っている。勢いのあるフロンテアにとってはゲンのいいデータだ。

 さらに、管理する国枝師もこれを勝てばJRAの牝馬GⅠ完全制覇の偉業達成となる。これまではアパパネで10、11年と2年連続して③着止まりだったが、今年は「頑張るよ」とニヤリ。一発ムードが漂う。

エリザベス女王杯の【ワンポイント】

 このレースは関東馬の健闘が目立つ。過去10年間の東西別成績は、

   ① ② ③ 外   ・連対率
関東 3 2 2 39  ・109
関西 5 8 8 100 ・107
外国 2 0 0 5  ・286

 連対数では差をつけられているが、出走数が約3分の1ほど。勝率、連対率ともに西を上回っているから目が離せない。

 しかも、勝ち馬の人気が11人7人6人と伏兵の大駆けが目につく。

 09年はクィーンスプマンテが11番人気でアッと驚く逃走劇。馬単25万910円、3連単154万5760円はレース史上最高配当である。

 12年も7番人気のレインボーダリアが、1番人気ヴィルシーナとのたたき合いを首差制した。馬単6630円、3連単5万810円の好配当に。

 15年は6番人気マリアライトがロングスパートで押し切り勝ち。こちらは②着も関東馬ヌーヴォレコルト(1人)でワン・ツー決着だった。

 今年も東の伏兵に注意を払っておきたい。

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