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<12年前死亡>日常的に虐待か 容疑の男「イライラした」

11/8(木) 22:18配信

毎日新聞

 12年前に生後11カ月の桜井亜衣ちゃんが虐待され死亡した事件で、傷害致死容疑で逮捕された継父で自称会社員の堀田伸輔容疑者(42)=相模原市南区当麻=が亜衣ちゃんを日常的に虐待していたとみられることが、警視庁捜査1課への取材で判明した。

 逮捕容疑は2006年12月30日午前10時~11時55分ごろ、東京都新宿区新宿7のマンション一室で、亜衣ちゃんに暴行を加えて傷害を負わせ、翌年3月9日に硬膜下血腫などによる肺炎で死亡させたとしている。7日に逮捕され「イライラしてやった。罪を償いたい」と容疑を認めている。

 同課によると、当時は3人暮らしで、事件当日は元妻は留守だった。元妻は堀田容疑者について「(亜衣ちゃんが)泣くと、よく手を上げていた」と話していた。司法解剖では、強いストレスを受けると縮むとされる免疫に関わる臓器「胸腺」が萎縮していた。

 発生時も事件性が疑われたが、堀田容疑者は「こたつから落ちた」などと説明していた。今年に入って未解決事件を担当する同課の特命対策室が再捜査した結果、複数の医師から「頭の傷は故意に衝撃を与えなければできない」との証言を得た。今月4日以降、堀田容疑者から任意で事情を聴いたところ、関与を認めた。「本当のことを言うと逮捕されると思った」と供述している。【春増翔太】

最終更新:11/9(金) 0:24
毎日新聞

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