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「はやぶさ2」搭載小型ロボットに不具合 東北大など開発

11/8(木) 14:48配信

産経新聞

 小惑星「リュウグウ」を観測中の探査機「はやぶさ2」が来年7月ごろに地表に投下予定の小型ロボットに不具合があることが8日、分かった。東北大の開発責任者が明らかにした。復旧しない場合、計画通りの実験ができなくなるという。

 ロボットは東北大などの5大学が開発に参加した「ミネルバ2-2」で、直径15センチ、高さ14・5センチの八角柱形。重力の小さい小惑星表面での移動方法を実験するため、4種類の移動装置やカメラなどを搭載した。

 不具合は機体の情報処理に関するもので、平成26年10月ごろに見つかった。同年12月の打ち上げまでに解決しなかったが、復旧の可能性があることなどから宇宙航空研究開発機構(JAXA)と協議の上で、はやぶさ2に搭載して地球を出発した。

 その後、リュウグウへの航行中に動作確認を3回試みたが、復旧していない。このままの状態だと移動装置で動作するのは山形大の装置だけで、東北大、東京電機大、大阪大の装置は動作しない可能性が高いとう。東京理科大が開発したカメラによる撮影や、実験データの探査機への送信も不可能になる。

 開発責任者の吉田和哉東北大教授は会見で「100%計画通りに動かすことは難しくても、通信機能を生かし科学的なデータを得たい」と話した。

最終更新:11/8(木) 21:04
産経新聞

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