ここから本文です

日本で電動IoT自転車、中国では電動アシストシェアサイクル、米国ではアシスト自転車そのものの普及へ

11/8(木) 15:29配信

BuzzFeed Japan

パナソニックが自転車のIoT化と、それによる新たなビジネスの構築に乗り出した。

電動アシスト自転車などを扱うパナソニックサイクルテックが11月8日、都内で戦略の説明会を開いた。【BuzzFeed Japan / 阿部夏子】

IoTを視野に中国・大手のMobikeと協業

同社は国内の電動アシスト自転車市場において42~43%のトップシェアを獲得してきた。国内市場では、このシェアを維持するだけでなく、電動アシスト自転車の高付加価値化を進め、質的にも高めていく必要がある。

そして海外に目を向けると、市場規模が急拡大を続ける中国で特に注目されているのが自転車シェアリング事業だ。

中でも世界最大の自転車シェアリング企業Mobikeは、IoT電子錠(スマートロック)や、シェア可能な自転車の位置を表示し、料金などの管理を行うだけでなく、地図や自転車移動の道のりなどを表示する、独自のアプリを開発。自転車シェアリングのプラットフォーム技術を日々、開拓して積み重ねている。

パナソニックサイクルテックは、Mobikeの持つIoT技術に注目。自社の電動アシスト技術と組み合わせた、新たなシェアリングビジネスと「IoT自転車」の開発を目指すという。シェアリングビジネスは2019年中の事業開始を目指す。

片山栄一社長は「シェアリングビジネスを進めるためには、車体を管理するためのIoTシステムが不可欠だ。このビジネスでのIoT技術で世界トップクラスのMobikeの仕組みを、そのまま使いたいと考えている」と語った。

また「一般の電動アシスト自転車もIoTに対応させたい。自動運転技術など自動車においてはIoT化が進んでいるのに、自転車は開発が進んでいない状況だ。将来的に自動運転自動車と共存することを考えると、IoT化は不可欠になる」という。

スマートロックなどで安全性を高めるだけでなく、走行ログなどのデータを蓄積すれば、健康管理などの新たなサービス展開も可能になる。

米国では電動アシスト自転車の普及拡大へ

一方、電動アシスト自転車という商品がまだほとんど認知されていない米国市場では、北米最大手の自転車製造企業KENT社との協業で、電動アシスト自転車の普及を目指す。

片山社長は「アメリカの電動アシスト自転車は普及率は現在、1%にも満たない状況」と話した。

最終更新:11/8(木) 15:29
BuzzFeed Japan

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ