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トランプ大統領はあと2年?6年?それが問題だ

11/8(木) 6:54配信

FNN PRIME

2020年トランプ再選の見極め

6日投開票が行われたアメリカ中間選挙で、トランプ大統領の与党・共和党は、連邦議会下院は民主党に奪還されたが、上院では現状のギリギリ過半数から議席数をさらに上積みした。大統領が7日の記者会見で述べた「勝利だっ!」という強弁も根拠がないわけではない。
この選挙結果について各国のとりあえずの反応は、例えば菅官房長官は「日米同盟は揺るぎない」。中国外務省の華春えい報道官「お互いに尊重し、意見の相違を適切にコントロールすることを望む」。ロシアのペスコフ報道官「米ロ関係の正常化について明るい見通しは見えない」などとコメントしている。
当たり障りのない反応の裏側で、各国政府が中間選挙を分析し必死に見極めようとしていること。それは、トランプ大統領が2020年に再選される可能性はどれだけあるのか?という一点に尽きる。その見極め次第で、トランプ大統領とはあと2年の付き合いと考えるか、それとも6年の長きを覚悟することになる。2年と6年では付き合い方も根底から変わってくる。
あるいは2年間は判断を保留し、実際に再選となってからその先の4年間を考えるか。

(画像)シンゾー・ドナルドの第二幕の始まりだ!

2年か6年か 各国の付き合い方は?

例えば日本。トランプ大統領の対日貿易赤字に対する異常な敵意と赤字削減圧力にはうんざりな訳だが、それも2年と思えば我慢も続くし、得意の時間稼ぎ先延ばし作戦でいけるかもしれない。しかし、あと6年となるととても無理だ。早いうちに傷が小さくて済む取引に応じる方が上策という判断があっておかしくない。安倍総理の後継者たちからすれば、シンゾー・ドナルドの間で決着しておいてほしいに違いない。

北朝鮮の金正恩委員長にとっても同じだろう。あと2年というのなら、2回くらい首脳会談をやってみせ、ICBMの発射も核実験も停止しておけば、核武力は温存したまま非核化も掛け声だけでやり過ごせるというものだ。しかし、6年となるとごまかし続けるのはなかなか大変だ。いずれかのタイミングで譲歩が必要になるかもしれない。どうせなら2020年大統領選挙に間に合うタイミングで花を持たせるか?なんてことを考えたとしても不思議ではない。
5日に発表されたポンペオ国務長官と金英哲朝鮮労働党副委員長のニューヨーク会談が、中間選挙翌日の7日に、唐突に延期と発表されたのも、北朝鮮側が中間選挙の分析をじっくり行う必要性を感じたからかもしれない。

そして中国の習近平国家主席。アメリカ側からは中国に対する強硬姿勢はトランプ政権後も続くという声が高まっているが、それはある種の宣伝戦でもある。現実にはトランプ大統領とともに対中強硬路線の旗頭ピーター・ナヴァロ補佐官らが2年で去ってくれれば、米中関係が別の局面に入るよう仕向けることは可能だと考えているだろう。
中国政府は2年前にトランプ当選を想定すらしておらず、慌てて情報収集に走り回ったという。大恥をかいた反省からトランプ再選の可否については絶対に外せない。今回は分析に一段と力が入っていることだろう。

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最終更新:11/8(木) 11:41
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