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「ロングアイアンでティアップ打ち」は何のため? 今季未勝利・石川遼の取り組みを専門家が分析

11/8(木) 11:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

今シーズンから日本ツアーに復帰した石川遼。国内開幕戦の東建ホームメイドカップで2位に入るスタートを切り、復活が期待されたがいまだ勝利はない。現在新たに取り組んでいるというスウィングを、ゴルフスウィングコンサルタントの吉田洋一郎が取材した。

今季優勝あるか!?石川遼のドライバー連続写真

ゾーンのインパクトを目指して

6シーズンぶりの日本ツアー本格参戦となった今季、石川遼はいまだ優勝をすることができていません。シーズン途中には体調不良がありながらも、賞金ランク23位で来季のシード権は確実といえる状況ではあります。しかし渡米前の活躍と比較し「物足りなさ」を感じてしまうファンも多いのではないでしょうか。「全体的にうまくいかない」「シーズン前に戻したい」など本人の発するコメントからも、現状へのフラストレーションを感じます。

そんな石川は安定したボールを打つためにゾーンインパクトのフォームに取り組んでいます。PGAツアーに挑戦をしていた昨年1月頃、石川は球筋を安定させる目的で持ち球をフェードにするスウィングの大改造を行いました。フェースローテーションを抑えて体の動きでボールをコントロールすることでボールをコントロールしようとしたのです。

しかしシーズン中の改造ということもあり動きを定着させることはできず、プレッシャーのかかる肝心な場面でのミスが目立つようになりました。その後、球筋をドローに戻してつかまったボールを打つことに重点を置いた取り組みをしています。

「今はインパクトでボールを点でとらえないで、スウィング軌道の中でボールをとらえるように意識をしています」

ブリヂストンオープンの練習日、石川はロングアイアンでドライバーのように高くティアップしたボールを打つ練習をしていました。これはボールを点でとらえるアジャストの動きではなく、インサイドアウト軌道のインパクトゾーンを長く作っていくための練習です。

「アッパー軌道のイメージでボールを打ちたいんです。フォローでインサイドにクラブを引いてしまい球がつかまらないことが多いので、ダウンからフォローの軌道をインサイドアウト気味にするためにそのイメージを持っています」

フォローでクラブがインサイドに入ることでスライスの回転が入り、ボールがつかまらないことを気にしているようです。

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