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「プラスチックやめたら」売り上げ3倍に──LUSHが「脱プラ」を進める理由

11/8(木) 12:13配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

世界中で深刻化する、使い捨ての「プラスチックごみ」問題。中でも、海に流れ込み波で砕けて5ミリ以下になった「マイクロプラスチック」は海洋汚染を広げ、人体からも発見されるなど大きな注目を集めている。

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10年前からこの問題に取り組んできたのが、化粧品会社のLUSH(ラッシュ)だ。「エシカル」(倫理的)であることを何よりも大事にしている同社だが、「脱プラ・減プラ」にはビジネス上も大きなメリットがあるという。

全商品6割「ネイキッド」、プラ容器も100%リサイクル

2018年9月、そのLUSHの48カ国約930店舗のショップマネジャーや同社社員が一同に会し、新商品や今後同社が取り組むべき社会課題について話し合う「LUSH Creative Showcase」が開かれた。

入浴剤、シャンプー、石鹸、シャワージェル……展示されていた商品の多くに、プラスチックの包装がなかった。こうした包装なしの商品を「ネイキッド」と呼ぶが、LUSHの場合、全商品の約60%を占める。

ボディパウダーなどに使うラメもプラスチックフリー。クリームやボディローションなどの液体を入れる容器は、何度もリサイクルできるポリプロピレンを使い、使用済みの容器は店頭で回収して100 %リサイクルしている。

同社の環境マネジャーとしてさまざまなチャリティーキャンペーンや、民間団体への助成金事業に関わってきたルース・アンドレードさんは言う。

「プラスチックごみ問題に関して、私たちLUSHはいつも世界の一歩先を歩んできたという自負があります。リユースやリサイクルではなく、使わないことが一番大事です」

LUSHがプラスチックを減らす取り組みを始めたのは約10年前。「会社として廃棄物にもっと責任を持とう」という意識からだったという。それ以前も動物実験への反対をはじめ、さまざまな社会課題に取り組んできた。

関連記事:コスメ会社LUSHがなぜ反原発キャンペーン?――客との接点は倫理観
https://www.businessinsider.jp/post-168357

一方で、プラスチックごみ問題に取り組むことには、ビジネス上も大きなメリットがあるという。

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最終更新:11/8(木) 12:13
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