ここから本文です

災害と防災 国際高校生フォーラム、石巻西高が主催 米国・台湾・韓国合わせ600人参加

11/8(木) 17:38配信

石巻かほく メディア猫の目

 高校生が集い、各国の災害について理解を深める「国際高校生フォーラム」が、石巻西高(生徒536人)で開かれた。主催する石巻西高と、米国、台湾、韓国の高校生が参加。各校の代表生徒が災害の被害状況の報告や対策、災害後の活動などについてそれぞれ英語で発表した。

 フォーラムは今回が最終回となったが、石巻西高は各国の高校と交流を続ける予定だ。

 防災教育と国際理解などを目的とする国際フォーラムは3回目で、石巻西高の全校生徒と三カ国の高校生合わせて約600人が参加した。

 2月に台湾東部最大の都市花蓮を襲った最大震度7の地震について、台湾・ナンニン高3年のリン・ツウ・チェンさんが説明。「建物の安全性の確認、地震や火事、津波に備えて注意を十分に払うことで減災に努めてほしい」と呼び掛けた。

 米国・ジョプリン高校3年のベネット・トーマスさんは、2011年にミズーリ州ジョプリン市を襲った巨大な竜巻被害を紹介。「甚大な被害から復興を遂げたのは、市民一人一人の復興への熱い思いと強い団結だった」と強調した。

 韓国・ムンジョン高3年のウォン・ミンキョンさんは、韓国でプラスチック汚染が社会問題となっていることから、自身が行っているプラスチック製品を使わない方法を紹介した。

 石巻西高3年の野口峻太郎さん、阿佐野未夢さん、高城寿理さんは、東日本大震災時に石巻西高が避難所や遺体安置所として機能してきたことや、過去のフォーラムの取り組みを振り返った。

 発表後、「災害について学び、解決策を提案する」「世界中の同世代の若者と意見を交換し、行動する」など4項目の共同宣言を採択した。

 フォーラムは10月30日に開かれた。

あなたにおすすめの記事

Yahoo!ニュースからのお知らせ