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パリを中心としたフランスで日本文化を8ヶ月間にわたり紹介

11/8(木) 19:02配信

bouncy

日仏友好160年である今年、7月から来年2月までパリを中心としたフランスのあらゆる場所で日本文化の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」が開催中だ。

2016年5月に安倍総理大臣とフランスのオランド大統領(当時)の合意により、日本文化の素晴らしさを世界へ発信する取り組みとして、実施が決定した。

「ジャポニスム」は、19世紀のフランスで浮世絵に代表される日本文化が紹介されたことから一気に広まったという。

100年以上の時を経て、日本の文化を再びパリの人々に知ってもらうため、公式企画では、展覧会、舞台公演、映像、生活文化といった様々なジャンルの企画があり、フランス人のみならず、フランスを訪れる観光客をも巻き込むことが予想されている。

欧州初の大規模な若冲展

昨今、日本でも人気を誇る伊藤若冲。代表作品『釈迦三尊像』と『動植綵絵』30幅がパリ市立プティ・パレ美術館にて10月14日まで展示されていた。

最高傑作とされる「動植綵絵」は、鳥類や魚類と合わせて植物がダイナミックな構図で描かれており、遠くから見ても近くで見ても感動させられる。また「若冲」の作品が展示されている部屋は、ヨーロッパでは珍しい日本の美術館同様の暗い部屋に、絵画部分だけライトアップされているのも見所だ。

パリではまだそこまで知られていない、「若冲」だが毎週1万人の来場者があり、パリ市立プティ・パレ美術館のキュレーターも驚いていたという。

フランス人にまだ知られてない日本映画

「日本映画の100年」は半年に渡って、119本の日本映画の傑作を紹介する。

小津安二郎や黒澤明などを初めてとした日本映画に詳しいフランス人がまだ知らないであろう1920年代から2018年までの作品を、日仏の専門家たちが共同で選んだという。

オープニングでは1925年製作の映画『雄呂血』(二川文太郎監督)を上映。活動弁士の坂本頼光氏と楽団カラード・モノトーン・トリオが登場し、ピアノ・フルート・ヴァイオリン、そして日本語の弁士に、フランス語の字幕がついたモノクロのチャンバラ映画は2018年に見ても非常に見応えがあり、最後は観客たちの拍手喝采が止まらなかった。

こちらのイベントは「日本映画の発芽」「日本映画再発見」「現代監督特集」の3部構成で2月まで開催される。

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また現地では引き続き、パリのポンピドゥー・センターにて、安藤忠雄展や河瀬直美監督特集 特別展・特集上映が行われているなど、今後も注目のイベントが盛りだくさんだ。

詳しいイベントのスケジュールや開催地は以下のwebサイトから。

ジャポニスム2018

Viibar.Inc

最終更新:11/8(木) 19:02
bouncy

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