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“味力”ぎっしり 13コース 一関ふるさと便、全国発送【岩手】

11/8(木) 14:30配信

岩手日日新聞社

 一関地方の旬の農産物や特産品を発送する一関ふるさと便「冬の便」の2018年度出発式(実行委主催)は7日、一関市中里のJAいわて平泉西部営農振興センターで行われた。今年度は切り餅の草餅が商品として加わり、関係者は好調な売れ行きを期待しながらトラックを見送った。

 出発式には実行委を組織している同市や同JA、生産者と、県産農畜産物をPRするイベントスタッフの「いわて純情むすめ」ら約30人が出席。

 実行委会長の勝部修市長に代わり、佐藤善仁副市長が「一関ふるさと便は長い歴史を持つ。一関の物産がさらに延びるようPRを進めたい」とあいさつ。同副会長の佐藤鉱一同JA代表理事組合長は「一関ふるさと便のファンは全国におり、親戚や子供に送る人、送られた人が注文してリピーターになるなど、さまざまな形で人気がある。今年は猛暑など天候不順で生産管理が大変だった中でも、素晴らしいコメや野菜が出来上がった」と品質に自信を見せた。

 佐藤副市長らはテープカットに続き、出席者全員とリンゴジュースで乾杯。一関ふるさと便の荷物をトラックに積み込み、ドライバーに花束を贈呈して出発を祝った。

 一関ふるさと便は1987年に始まり、今年度で32年目。一関、平泉両市町の農産物や特産品を全国的にアピールし、生産者の意欲や所得の向上につなげることが目的。2017年度の「冬の便」は396件の注文があり、北海道から沖縄県までほぼ全国に届けられた。

 今年度は新米「ひとめぼれ」、曲りねぎ「一関特産やわらか美人」、一関地方のブランド牛肉「いわて南牛」などの品物で13コースを用意。このうち切り餅については一関地方の餅文化を伝えようと白餅のほか、今年度から草餅が加えられた。

 実行委によると、鍋料理の具材になる曲りねぎは毎年人気が高く、今年度も初回発送分の注文22件のうち16件を占めた。

 同JAねぎ部会の齋藤文秀部会長は「曲りねぎのブランドが知られてきたのか、生産が追い付かなくなってきた。上手に育てれば収量をかなり上げられるので、何とか増やしていきたい」とうれしい悲鳴を上げていた。

 注文は12月6日まで同JAで受け付け、毎週水曜日に発送される。申し込み、問い合わせは同JA内の実行委=0191(23)5100=へ。

最終更新:11/8(木) 14:30
岩手日日新聞社

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