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アルピーヌ A110 試乗│永遠に残る楽しさを備えたピュアスポーツ

11/8(木) 15:00配信

オートックワン

フランスから新しい軽量スポーツカーが登場した

“初代”アルピーヌ A110の登場から55年、2017年に復活を遂げた“新型”アルピーヌ A110。日本では2018年に発売が開始。正式発売に先行して初回限定モデル「プルミエールエディション」が50台発売されたが即日完売。その後、正式発表に合わせて2つのカタログモデル「ピュア」と「リネージ」が登場した。

ピュアスポーツ、アルピーヌ A110を画像でチェック

すでに同業の嶋田智之さんにより海外試乗とプルミエールエディションでの国内(都内~箱根)の試乗レポートが掲載済みだが、今回は駿東郡小山町~御殿場市近郊の一般道と富士スピードウェイショートコースでの試乗。走る場所が変わると印象はどうか?

筆者はアルピーヌの歴史や初代A110によるラリーでの偉業などはよく知っているものの、世代が若い(!?)ので実体験としての経験はない。どちらかと言えば学生時代にリアルタイムだったアルピーヌGTA(1985)、A610(1991)のほうが思い入れは強い。

そんな事から、今回は名門ブランドの復活と言うフィルターは極力抑え、「フランスから新しい軽量スポーツカーが登場した」と言う視点で冷静にチェックしてみたいと思う。

“軽く”、“コンパクト”という原点回帰

昨今、スポーツカーの高性能化は著しい進化を遂げているが、その一方で“重く”、“大きく”なっているのも事実である。A110はスポーツカーの原点に立ち返り、“軽く”、“コンパクト”に設計されている。

ボディサイズは全長4205×全幅1800×全高1250mmのコンパクトなミドシップレイアウトで、前後重量配分は44:56。アルミ製ボディ&シャシー、サスペンション、サベルト製の軽量スポーツシート(何と1却13.8kg)、ブレンボ製ブレーキディスク(通常より8.0kg軽量)、世界初のブレンボ製パーキングブレーキアクチュエーター内蔵リアブレーキキャリパー(通常より2.5kg軽量)、フォーカルスピーカー(通常より470g軽量)など細かいアイテムに至るまでこだわった結果、車両重量は1110kg(ピュア)を実現している。

サスペンションは前後ダブルウィッシュボーン式で、ショックアブソーバーはメガーヌR.S.にも採用されるダンパー・イン・ダンパーがバンプラバーと同じ機能を持つ「HCC(ハイドロリック・コンプレッション・コントロール)。

タイヤはグリップよりもコントロール性を重視した専用スペックのミシュラン・パイロットスポーツ4(フロント:205/40R18、リア:235/40R18)と軽量なFUCHS製鍛造アロイホイールの組み合わせだ。

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最終更新:11/8(木) 15:00
オートックワン

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