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倒産件数730件 10月としては過去30年で4番目の低水準【2018年10月度の全国企業倒産】

11/8(木) 13:31配信

東京商工リサーチ

 2018年(平成30年)10月度の全国企業倒産(負債額1000万円以上)は件数が730件、負債総額は1176億1900万円だった。
 倒産件数は、前年同月比0.4%減(3件減)で、ほぼ横ばいながら2カ月連続で前年同月を下回った。10月度の水準としては、1989年以降の過去30年で、バブル景気時の1989年(589件)、1990年(646件)、2016年(683件)に次いで4番目に少ない件数だった。
 こうしたなか、地区別では全国9地区のうち、西日本を中心に6地区(東北、中部、近畿、中国、四国、九州)で前年同月を上回ったほか、都道府県別では前年同月比増加が21都県、減少が21道府県と拮抗するなど、地域別では倒産減少の「底打ち」を窺わせた。
 また、産業別では10産業のうち6産業で前年同月を上回った。このうち、個人消費関連を含む、サービス業他(前年同月比2.7%増)、卸売業(同5.4%増)、小売業(同16.4%増)とそろって増加に転じ、今後の動向が注目される。

 負債総額は、前年同月比22.6%増(217億4000万円増)で4カ月連続で前年同月を上回った。しかし、全体では、1億円未満が541件(構成比74.1%)と全体の7割を占め、依然として小規模企業の倒産が大半であることに変わりがない。
 形態別では、法的倒産が686件(前年同月比0.1%増)で、構成比が93.9%(過去最高:2017年8月94.6%)を占めた。

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