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建設会社が破綻…さいたま市立美園南中、仲町小の工事中断 19年2月に完成予定も、引き渡し時期に影響か

11/8(木) 23:11配信

埼玉新聞

 埼玉県さいたま市立美園南中学校(緑区)の新築工事と、市立仲町小学校(浦和区)の増築工事が、総合建設業エム・テック(さいたま市)の民事再生手続き申し立てにより、中断していることが8日、分かった。同日行われた定例会見で清水勇人市長が明らかにした。

 市契約課によると、エム・テックは両校建築工事を含め、市と4件の契約があり、両校の建築工事については、同社が特定共同企業体(JV)の代表構成員となっている。同課によると、10月21日、同社から「請負契約解除通知」がファクスで市に届き、JVから脱退する意向が伝えられたという。同22日以降、JVに残っている構成業者から、工事継続の意向が伝えられたことから、市は速やかに新たな工程・計画表を提出するよう求めているが、8日までに回答はないという。

 市営繕課によると、9月30日時点で、JVから報告があった両校の建築工事進捗(しんちょく)率は、美園南中が約45%、仲町小が約44%。現在、電気設備や機械設備など、建築とは別の契約の工事は進められているという。

 当初の契約では両校舎とも、来年2月15日の完成を予定していた。建築工事の中断により、工期の延長や引き渡し時期などに影響が出る可能性もあるという。

 清水市長は「来年4月の開校に間に合うか」との質問に対し、「まだ書類(工程・計画表)が提出されていないので、現時点では答えられないが、そういう可能性がないわけではない。その計画を踏まえ、どう対応するか説明したい」と話した。

 エム・テックは、東京都が建設中の2020年東京五輪・パラリンピックのテニスとカヌー・スラロームの会場施設工事の一部を受注、工事が中断していることが明らかになっている。

最終更新:11/8(木) 23:11
埼玉新聞

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