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乳児遺体をコインロッカーに遺棄、35歳女が認める 検察側、懲役2年を求刑/さいたま地裁

11/8(木) 23:48配信

埼玉新聞

 乳児の遺体を埼玉県坂戸市内の駅構内コインロッカーに遺棄したとして、死体遺棄の罪に問われた鶴ケ島市の無職の女(35)の初公判が8日、さいたま地裁(石井俊和裁判官)で開かれ、即日結審した。女は「間違いありません」と起訴内容を認め、乳児をコインロッカーに遺棄した理由について「確実に見つけてもらえると思った」と述べた。検察側は懲役2年を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を主張した。

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 冒頭陳述で検察側は、産婦人科を受診せず自宅で出産した女が、自殺を考えて死産で生まれてきた乳児をバッグに入れて遺棄した経緯を説明。論告では「乳児の尊厳を顧みず、母親の義務をないがしろにした短絡的で無責任な犯行」と主張した。

 弁護側は最終弁論で、交際相手が別の女性と結婚して認知や養育費の支払いを拒否されたとして、「動機の形成過程に酌むべき事情がある」と執行猶予付き判決を求めた。

 起訴状などによると、今年8月25日、坂戸市の東武東上線北坂戸駅構内のコインロッカー内に、女が同月6日ごろに出産した乳児の遺体が入った手提げバッグを放置し、遺体を遺棄したとされる。

最終更新:11/8(木) 23:48
埼玉新聞

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