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弁護人「明らかに異常だ」 金塊事件、捜査当局の不可解な対応

11/8(木) 12:16配信

西日本新聞

<記者コラム>

 取材で一番困るのが相手側が応じない、もしくは答える気がない場合だ。本紙が昨年6月以降、博多金塊事件を巡って捜査情報の漏えいがあったのではないか、と報道してきた愛知県警はまさにこのケースに当てはまる。

 愛知県内に取材拠点がない本紙にとって同県警への取材は現実的に難しい。県警が9月に「漏えいの事実はなかった」との調査結果を発表した会見にも参加できなかったので後日取材を申し込んだが、答えは「受けられない」。書面による質問にもノーコメントに近い回答を繰り返した。

 金塊事件の公判では、被告側が情報漏えいに関する供述をするたびに検察側から異議が出た。先月あった弁護側の最終弁論の内容についても異議が出たが、裁判官は「問題ない」と却下した。「検察の対応は明らかに異常だ」と弁護人。捜査当局の不可解な対応ぶりに、何かやましいことでもあるのかと疑いたくもなる。

西日本新聞社

最終更新:11/8(木) 12:19
西日本新聞

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