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奈良県民しか知らない?「マラソンタオル」 ダサくても機能的! この不思議なデザインは…全国に広まれ

11/11(日) 7:00配信

withnews

 冷え込む季節に、奈良県出身の私(御船)が思い出す子ども時代の必需品があります。その名も「マラソンタオル」。生まれて23年、全国民が「寒中マラソン」で使うと思っていました。フェースタオルの前と頭の部分を切って、体操着の下に着るだけで汗を吸う優れもの。え、知らない? 「ダサい」という言葉も聞こえてきそうなマラソンタオル、ええもんなんやけどなあ。世の変遷とともに消えつつある、その魅力と分布を聞き込みました。(御船紗子、影山遼)

【画像大量】特徴的な「マラソンタオル」の数々はこちら。なぜこのデザイン? 作り方も紹介、あなたも挑戦

見たことありませんか?

 マラソンタオル、幼稚園や小学校でいつも母が持たせてくれました。素肌と体操着の間に着るだけで、走る前には暖かく、走った後には汗を吸い取ってくれます。

 見たことないでしょうか、この特徴的な形。子どもの頃に一回でも着たなら、忘れるはずはないのですが…。本当に奈良県民しか知らないのでしょうか。もしかしたら県民じゃなくても知っているかも。

 そんな淡い期待を胸に、近鉄奈良駅前の待ち合わせスポットとして有名な行基像の近くで聞いてみました。

 「マラソンタオル? 知らないです」

 神奈川県川崎市から修学旅行に訪れたという女子高校生(2年)のグループから、ばっさり切り捨てられました。

 絵を描いて説明すると「ダサい」。

 めげずに使い方を力説すると、「体育の時とかに良さそうかな」。根負けしてくれたのでしょうか? いや、魅力が伝わったと信じることにします。

抜き取ると気持ちいい

 マラソンタオルとは何か、ひとまず私(もちろん御船)の記憶に基づいて説明します。専門家に聞いた内容も、もちろん後述します。

 小学生の時、冬になると授業の合間に「かけあし」という不思議な時間が設けられていました。児童たちはマラソンタオルを素肌に直接着け、上から体操着を着ます。

 マラソンを終えて授業に戻る時には、体操着の後ろからタオルを引っ張り出せば、汗臭くないきれいな体操着だけが残る仕組みです。

 タオルの前がベストのようになっているため、背中から抜き取ることが出来ました。

 引っ張り出した途端に体が冷めていく感覚には気持ちよさが。他県民はあの感覚を知らないなんて、もったいない気がします。

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最終更新:11/11(日) 7:00
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