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国王になったら政治発言せず=「環境活動家」の英皇太子

11/9(金) 8:02配信

時事通信

 【ロンドン時事】来週70歳の誕生日を迎える英国のチャールズ皇太子が、テレビのドキュメンタリーで、国王になったら社会問題への「干渉」をやめる考えを表明した。

 皇太子は自身が関心を寄せる環境問題などで積極的に発言、「王室による政治介入」と一部で批判を受けてきた。「未来の国王としてのプランを披露するのは初めて」(デーリー・テレグラフ紙)と注目を集めている。

 ドキュメンタリーは14日の誕生日を前に8日夜、BBC放送が放映。この中で皇太子は、地球温暖化などをめぐる自身の取り組みに関し、「無党派政治」の立場を常に保ってきたと主張。国王になっても同様に行動するのかとの問いに「ノー。私はそれほどばかではない」とし、「王位を継いでも同じやり方を続けるというのはナンセンス。二つの状況(皇太子と国王としての役割)は全く違う」と述べた。

 エリザベス女王(92)の長男で王位継承順位第1位の皇太子は、自ら有機農場を経営したり、自然保護の啓蒙(けいもう)活動を行ったりするなど「環境活動家」として有名。チベットの人権侵害など政治問題でも、「中立」の立場を超えたとも受け取れる言動でしばしば議論の的となった。 

最終更新:11/9(金) 8:06
時事通信

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